2017年10月から販売開始されているBMW X3ですが、先日に3日間試乗する機会をいただいたのでインプレッションをお届け!!新型X3について、大型化したキドニーグリルやヘキサゴン型デイライトの奇抜なエクステリアにデビュー当初は目を疑いましたが、
1年ほど経った今だとスポーティーで力強さを感じるデザインとして受け入れられており非常にかっこいいと感じます!インテリアに関しては先代を遥かに凌駕する質感の高さで、個性を出しながらもよりラグジュアリーなデザインになっているほか、先進装備も盛りだくさんで
部分自動運転を可能としたものや最先端の安全運転支援機能が標準搭載されています。
走りも格段に進化しており
CLARと呼ばれるBMWの新プラットフォームの採用に加えて、50:50の前後重量配分やダブルジョイントスプリングストラットアクスル+5リンクアクスルのサスペンション設計、初代から続くインテリジェント四輪駆動システムなどを
新型X3にも導入していて運動性能や快適性はさらに向上。
これらを3日間という期間でたっぷりと味わってきましたので、あますことなくインプレッションをお届けしていきたいと思います。
さて、今回はBMWX3の高速道路・オフロード編です!前回の記事をご覧になられていない方は以下のリンクからどうぞ♪
【これはもっと売れるべきだ!!】新型X3インプレッション①!【インテリアの質感はどう?】新型X3インプレッション②!【リアシートやラゲッジの広さはどうなの?】新型X3インプレッション③!【高いけどこれなら払う価値ある!】価格は654万円から!新型X3インプレッション④!続きの記事を読む前に、以下のリンクから飛べますのでぜひ
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※中立的な立場からインプレッションをお届けしていますが、あくまで個人の主観に基づくものです。そのため、辛口な意見も含まれる可能性がありますので、気分を害するおそれがある方はご遠慮ください。
ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。

今回お借りさせていただいたのは
滋賀BMW栗東営業所に用意されていた、
「X3 xDrive 20d xLine」!SUVらしさをより強調したモデルで
X3のなかでも中堅グレードに位置しています。
発売から1年あまり経っているので街中で見かけることも多くなってきましたね♪
どうして3日間も貸していただけたかは以下のリンクで紹介していますので気になる方はご覧ください^^≪BMW 3DAYSモニターキャンペーン!≫今ならXシリーズを存分に味わえるぞ!!今、ご覧になられている方もまだ借りられるチャンスは残っているはず…!!・ボディサイズ
引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/index.htmlまずは
新型X3のボディサイズをみていくと、
・全長4,720(4,725)mm×全幅1,890(1,895)mm×全高1,675mm!先代比で
全長+65mm、
全幅-5mmと縦にストレッチされていますがその分横幅が狭くなっていますね。(カッコ書きについては
M40dのボディサイズ。)
最近だとアンダークラスにおいて1.9m近い横幅になっているものも出てきておりその代表例はボルボXC40やジャガーE-PACEですが、大きすぎると街乗りで使いづらくなりますし日本の道路事情的にこのあたりが限界のような気もします。
・グレード、価格
引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html新型X3のグレード展開及び価格は以下のようになっています。
xDrive 20d 6,790,000円
xDrive 20d Xライン 7,240,000円
xDrive 20d Mスポーツ 7,270,000円
xDrive 20i 6,540,000円
xDrive 20i Xライン 6,990,000円
xDrive 20i Mスポーツ 7,020,000円
M40d 8,750,000円装備が簡略化されたスタンダード、SUVらしさを強調しつつも装備が充実したXライン、走りも装備も妥協することを許さないMスポーツの3グレード展開となっています。
売れ筋はやはりMスポーツのようですね。エンジンラインアップは2000cc直列4気筒のガソリンエンジンとディーゼルエンジンが用意されていたところに
2018年9月から3000cc直列6気筒ディーゼルエンジンも追加されました。そのエンジンスペックを比較して見てみると、
20i(2リッターガソリン) 184ps,290Nm,0-100km/h加速8.3秒
20d(2リッターディーゼル) 190ps,400Nm,0-100km/h加速8.0秒
M40d(3リッターディーゼル) 326ps,680Nm,0-100km/h加速4.9秒
2リッターモデルでも私が乗っている
118dEditionShadowに匹敵する加速性能ですが、
M40dのパワースペックはスポーツカーと比較しても遜色ありません。
しかも燃費性能はパワースペックから想像もできないほど良いものになっていますので続いてはそちらを見てみましょう。
・燃費
引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html燃費が良ければ航続距離も伸びますし給油回数も減らせて快適なロングドライブに貢献しますので見ておきましょう。
20i(2リッターガソリン) 13.5km/L
20d(2リッターディーゼル) 17.0km/L
M40d(3リッターディーゼル) 14.9km/L特にディーゼルエンジンの燃費性能は凄いですね!3リッターのハイパワーエンジンでありながら2リッターのガソリンモデルよりも優れた燃費数値になっています。さらに驚くことは全てのモデルが4WDでありながらこの値ということです。
続いてタンク容量と燃料消費率から航続可能距離を計算してみました。(あくまでも理論値です。)
20i(2リッターガソリン) 878km
20d(2リッターディーゼル) 1020km
M40d(3リッターディーゼル) 1013kmどのモデルにおいても長距離ドライブでウィークポイントとなることはなさそうです。そのなかでもディーゼルモデルは特筆すべきであり、ワンタンク1000kmオーバーはディーゼルエンジンの恩恵を最大限感じることができるひとつのポイントですよね。
さらにこの
X3が凄いのは
同じディーゼルモデルでも20dとM40dでタンク容量が異なっている点であり、そうすることで燃費数値が多少劣っている
M40dであっても航続可能距離は
20dとほとんど同じになるように調整されています。
加速性能が良くて燃費も良くて航続可能距離も他グレードに劣らないとなれば文句のつけどころがなくコスパ最強車と言えるでしょう!!私が見てきた車の中でもトップクラスに入る秀逸な一台ですから金額が許すならばぜひともM40dを選択してほしいところです!!!巷の評価がすこぶる高いX3を駆ってインプレッション旅行のスタートです。
一般道、ワインディング、高速道路、オフロードと様々なシチュエーションを組み込んだ走行ルートで試してきましたのでお楽しみに♪
総走行距離680km、累計走行時間20時間、計2日間で感じたX3は果たしてどうだったのか!?
その様子をぜひご覧ください。
なお、今回は高速道路とオフロード編ですので前回のインプレッションは以下のリンクからご覧ください^^【一般道での乗り心地は想像以上に〇〇!?】新型X3インプレッション⑤!【ワインディングでの走りはどうか?】試乗編!新型X3インプレッション⑥!※レポート車両…X3 xDrive 20d xLine(¥7,240,000) メーカーオプション…アクティブベンチレーションシート(¥40,000)・リアシートバックレストアジャストメント(¥20,000)
高速道路ではアレが最高に使える!
前回のワインディングインプレッションではやや辛口評価としてしまいましたが、X3の数少ないマイナス部分をお伝えすることができて良かったと思います。
どんな車にも欠点はありますし良いところだけを切り取って伝えていてはブログをご覧になられている方々に本当の意味で為になっているとは言えませんよね。ですから良いところも悪いところもしっかりとお伝えできればと考えています。
さて、今回はディーゼルの本領発揮となる高速道路、それから四輪駆動を試すためにオフロードへと場所を移してレポートをお届けしていきますのでお楽しみください^^
まずは高速道路のインプレッションから。
ドライビングパフォーマンスコントロールはスポーツモードからエコプロモードに切り替えて走行します。

エコプロモードというともちろん燃料消費量を最大限抑えるための走行モードですが、その中にあるセーリング機能というものをご存知でしょうか?
説明しておくと、アクセルから足を離すと回生ブレーキと呼ばれるものによってエンジンブレーキがかかった状態で減速していくのが通常の状態です。それがアクセルから足を離した瞬間にギアをNに入れた時と同じような惰性の力だけで車体が転がることをセーリングとよびます。そうすることでガソリン消費量を抑えることができますね。
1シリーズではできませんが、
X3ではACCを作動させている状態でもセーリング機能が使用できるようになっていました。というのもACCの設定速度にプラスマイナス10km/h程度のアソビをもたせることで、下り坂で多少速度が上がったとしてもその範囲内であればセーリング機能が解除されずに燃料消費を抑えることがきるというものに進化していて感動しました!

さて本題に入りますが、ワインディング編でもっとパワーがあれば良かったと評価してきました部分については
高速道路の合流シーンや追い越し加速ではパワー不足を感じる場面はなかったです。というのもワインディングでは上りの低速コーナー立ち上がり時にアクセル全開でないと欲しい加速感が得られなかったのですが、高速道路ではそこそこ速度が出ている状態ですのでベタ踏み加速をするといった場面がありませんでした。
ですから、一般道や高速道路を走らせている分には20dのパワーで全く不足はないということになります。
ちなみに、
80km/h巡航時のエンジン回転数は約1200rpm、
100km/h巡航時のエンジン回転数は約1500rpm、
120km/h巡航時のエンジン回転数は約1800rpmとかなり低回転ですし、8速ATとディーゼルエンジンが燃費と静粛性に大きく貢献していますね。
ただし静粛性に関して話しておくと、ロードノイズはかなり抑えられていますしエンジンノイズも嫌な音はほとんど車内に入ってきませんが、
Aピラー辺りからの風切り音が気になります…。
引用サイト:https://www.press.bmwgroup.com/global
X3のフロントガラスにはアコースティックガラスが標準装備されていて遮音性を高めてありますが、サイドガラスはオプション装備となり日本仕様ではおそらく装着されていませんので本国のようにオプションで設定してほしかったですね^_^;

ステアリングからのインフォメーションは一般道路やワインディングで感じてきたものと全く同じで、
路面のギャップやアンジュレーションをドライバーへと伝達しつつも安心感や素直なハンドリングであるという印象は変わりません。バリアブルスポーツステアリングやサーボトロニックが上手く働いていて操縦安定性も抜群です!

サスペンションはというと、SUVとは思えない路面追従性を発揮してくれますしステアリングフィールと相まって安心感ある乗り心地をもたらしてくれます。
驚くのは橋げたの繋ぎ目やアンジュレーションを乗り越えた際の姿勢変化が少ないフラットライドな印象で乗員はほとんど揺れを感じることなく段差を通過していきます。
これだけ乗り心地が上質だと他のライバル車種は土俵に立つことすら難しいかも…。
高速道路で便利かつ快適に移動できる機能が「ACC+ステアリングレーンコントロールアシスト」。

右上のスイッチを押すとACCが一発作動、その横にあるハンドルマークのスイッチを押すことでレーンキープ機能も作動します。
ACCはもちろん全車速追従機能付ですから渋滞などで停車した際にも自動で停止、3秒以内であれば再スタートも自動でしてくれます。
レーンキープ機能を試してみると色々と分かったことがあるので伝えておくと、
・認識対象は前走車か左右両方の白線もしくはどちらも
・前走車と車線の両方を認識している場合は車線優先でトレースされる
・車線が認識できなくなったときは前走車に対象が切り替わるのだが、突然予想していない方向にステアリングが動くのでヒヤっとするシーンが何度もあった
・ステアリングから手を離したときの警告はメーターパネル表示(黄色)、メーターパネル表示(赤色)&警告音、最終警告として軽いブレーキが作動(ここでレーンキープ解除される)の3パターン
・1段階目の警告がされるまでの秒数は約10~20秒、2段階目の警告がされるまでの秒数は約35~45秒、最終警告がされるまでの秒数は約45~55秒。時間差があるのは従前の警告状況によって継続時間が変わるシステムになっているためだと思われる
・警告表示がされたときにステアリングを少しでも触れるとレーンキープ機能が再作動する
と、周囲に車両がいない状況を確認したうえで様々なシステム限界を試してみました。
なお、
X3は自動運転車ではありません。また、自動運転レベル5段階中においてドライバー主体となることが絶対条件のレベル2と呼ばれる段階の車両です。今回はブログをご覧の方々にシステムの限界を知ってもらい、あくまでドライバーサポート機能としてしか使用できないことをお伝えするためのものです。そのためこのような使い方は決して真似されることのないようにしてください。
先進安全装備はヒューマンエラーのリスクを低減させるものですから過信をせずに使用していただきたいと思います。
そうこうしていると高速道路の出口まで来てしまいましたが、この時点での燃費は20km/L!!
さすがはディーゼルだけあって定速走行では本領発揮といったところでしょうか。
オフロードは得意分野だった?
続いてはオフロードシーンへとやってまいりました。
オフロードで気になるのは乗り心地や燃費というよりも走破性の高さですよね。
そこで重要になってくる数値的な部分を見てみると、
・最低地上高205mm
・アプローチアングル約25度
・デパーチャーアングル約22度
・ランプブレークオーバーアングル約19度
・最大渡河深度500mm
・HDC(ヒルディセントコントロール)3~30km/h
となっています。これまでのインプレッションで感じた走行性能の高さからは微塵も感じ取れなかったオフロード性能を実は持っていたということになりますので驚きです!

1シリーズでは絶対に走れないような路面に
X3でいざ入ってみると
何事もないかのようにグングンと突き進んでいきます…。
路面には砂利が敷き詰められており非常に滑りやすくなっていて傾斜角度もそこそこありますが、逞しく登ってゆく姿は走っていてとても気持ちいいですねw
X3の四輪駆動はxDriveと呼ばれていて電子制御式前後駆動力配分機構が備わっています。
そのため駆動力配分が必要と判断されれば前後のトルク配分を変えて安定した走りを実現するようにできており、BMWの四輪駆動の特徴ですね。

最低地上高も文句なしの200mmオーバーで大きな段差や落石も全く問題なく越えていきます。

少し速度をあげてコーナーに進入してみると、FRベースの4WDらしいリアが少し流れるような挙動を見せますがコントロールしやすくてこれはこれでワインディングと違った面白さがありました^^
引用サイト:https://www.press.bmwgroup.com/global下りに入ったのでせっかくですからHDC(ヒルディセントコントロール)を使ってみます。
アクセルとブレーキ操作を全て車側が制御してくれるのでドライバーはステアリング操作に集中できるのが最大のメリット。
X3でもはまってしまえば底面を打ちそうな大きな穴がいくつもありましたが、HDCを10km/hにセットして下りていくと問題なくオンロードまで戻ることができました。
引用サイト:https://www.press.bmwgroup.com/globalセンターコンソールにあるスイッチを押すだけで作動してくれるので使い勝手は良いですし、作動速度も3~30km/hと幅広く選択できてこれならばスキー場の下り場面などでも使えそうです。
引用サイト:https://www.press.bmwgroup.com/globalもうひとつ機能的なことを紹介しておくと、
X3にはxDriveステータスが標準装備されます。
これは、コンパス機能や車体の傾斜角度、ステアリング角度などが表示されて車両状況を一目で的確に伝えてくれるものです。
使う機会はかなり限られるでしょうがないよりはあったほうがいいですよね^_^;
というわけで、計2日間にわたってトータル走行距離は約680kmにも及ぶロングインプレッションが終了しました!
こちらは2日目の平均燃費ですが、トータル平均燃費を計算してみたところ15.6km/L!!
このボディサイズで車重も2トン弱、さらには一般道メインの旅行であったにも関わらずこれだけ好燃費を叩き出してきました!しかも軽油ですからかなり経済的ですよね^^
オンロードでは快適な乗り心地、ワインディングや高速道路では安定した走り、そこにオフロードの高い走破性まで得てしまった新型X3は向かうところ敵なしと言っても過言ではありません^_^;
これでもう少し乗り出し価格が低いともっと売れるのでしょうが、これまでに様々な角度からX3を見てきて思うのは間違いなく価格以上の価値があります!本当におススメしたい1台です。
BMWのXシリーズは同社ブランドの4割近い販売台数を占めていると言われていますが、
リセールもBMWのなかではトップクラス!
「X3 xDrive 20d Mスポーツ」であれば、「SUV」「ディーゼル」「4WD」「Mスポーツ」といったリセールバリューを上昇させる全ての要素を満たしていますので売却時にも期待できるでしょう。
ということで
BMWX3高速道路・オフロード編は以上です。
皆さん、新車のような
新古車もしくは未使用車という言葉を聞いたことはありませんか?
未使用車って登録がされていること以外には新車と全く変わらないのに、新車と比べられないほど
安く買えるんです!私が現在乗っているBMW118dEditionShadowは未使用車だったんです。それをある方法で
総額¥2,000,000近くもお得に購入することができました!
どうしたかというと、未使用車を誰よりも早くに探して見つけたんです。
じゃあ、
X3の未使用車がでてくれば誰よりも早くにGETしたいって方はぜひ、
[ポイントはたったひとつ!]誰よりも早くお買い得車を見つける方法!こちらを見てください!ほんとにためになりますから。
次回以降も引き続き、楽しいインプレッション記事をお届けしたいと思います!ぜひ、元警察官現役消防士のカーライフをブックマークして最新記事をお楽しみください♪記事がイイねと思ったら「拍手」ボタンをポチッや、SNSでシェアしていただけると嬉しいですo(^▽^)o
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