2018年9月25日、フルモデルチェンジとなるボルボ新型V60が発売されました!先代のV60が2011年6月に発売されてから約7年ぶりにフルモデルチェンジ、従来のモデルから安全装備にはかなり力が入っており、さすがはボルボといえるだけの装備内容となっていましたが、
新型V60ではさらに進化しています。また、先代V60はエンジンラインアップが多種多様で、街乗りがしやすい1500ccガソリンモデルから367馬力を発生させるようなハイパワーエンジン、さらには日本ではまだまだ人気が高いディーゼルモデルなど購入者からすると豊富なラインアップで車選びが楽しくなるような1台でしたね。
新型V60については、現段階では1エンジンのみの販売となっていますが、来年春以降に順次グレード拡大が行われる予定で、そこで違ったパワートレインも導入されますので楽しみですね^^今回、新型V60に試乗もしてきましたので、そのレポートもご覧ください♪
また、あわせて見積もりもいただいたのでぜひ購入の参考にしていただければと思います。
カタログに掲載されていないオプションについてもこっそり伺ってきましたので、気になる方はぜひチェックしてくださいね^^!
さて、今回は新型V60 T5 Inscriptionの試乗編です!前回の記事を見ておられない方は以下のリンクからぜひご覧ください^^[最新のボルボといえばやっぱりこの見た目!]新型V60インプレッション①![オシャレな内装でライバル車は土俵にも立てないか?]新型V60インプレッション②!※中立的な立場からインプレッションをお届けしていますが、あくまで個人の主観に基づくものです。そのため、辛口な意見も含まれる可能性がありますので、気分を害するおそれがある方はご遠慮ください。
ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。

さて、今回お邪魔させていただいた、ボルボカーズ栗東店に展示車及び試乗車としておいてあったのは、
V60 T5 Inscription!現在販売されているモデルだと最高グレードとなっており、ほぼオプションをつける必要がないほど装備が充実したモデルです。
ちなみに、ボルボのグレード名称については皆さんご存知でしょうか?今回見せていただいた「V60 T5 Inscription」ですが、
「V」→バーサリティ(多様性)という意味で、ボルボ車ではワゴンタイプのボディに使用される頭文字
「60」→ボディの大きさを表すもので、原則数字が大きいほどボディサイズも大きくなる
「T5」→従来はエンジン気筒数の表すものであったが、最近は気筒数は関係なく、数字が大きくなるほどパワー出力が大きくなっていく。また、ガソリンモデルは「T」、ディーゼルモデルは「D」となる
「Inscription」→装備内容の充実度を示すもので、標準的なMomentum、スポーツ志向のR-design、高級志向のSummumなどが存在する
改めてこのように見ることはあまりないと思いますので、ぜひこのブログを見て知っていただいた方は、ボルボ車を見る際にはこれを参考にして楽しんでいただければと思います^^
ボディカラーは、パイングレーメタリックと呼ばれるカラーリングで¥83,000のオプションカラーです。
光の当たり具合で印象がとても変わるボディカラーですが、プレミアムワゴンの風格をより強調してくれる色合いでしたよ^^XC40やXC60は納期が半年以上という人気モデルですが、最近のボルボ車の人気ぶりはすごいもので、この新型V60も早いうちに商談しないと、納期がかなり遅れそうです^_^;
新型発売から間もないですが、現在では納車もはじまっているのでしょうか?気になりますねw
・ボディサイズまず、ボルボ新型V60のボディサイズですが、
・全長4,760mm×全幅1,850mm×全高1,435mm!これくらいのサイズだと室内空間にゆとりがあって荷室も広々としていますし、街中での取りまわしにくさもあまり感じないでしょう!ライバル車種のボディサイズを見てみると、・メルセデスベンツCクラスステーションワゴン 全長4,705mm×全幅1,810mm×全高1,440mm
・BMW3シリーズツーリング 全長4,645mm×全幅1,800mm×全高1,450mm
・アウディA4アバント 全長4,735mm×全幅1,840mm×全高1,435mm
となっており、V60は長さと幅の広さが1番となっていますね。
全高はA4アバントと並んで1番低くなっていますが、室内空間を見た時や試乗した際には少しそれを感じる場面がありました^_^;
・グレード、価格ボルボ新型V60のグレード展開及び価格は以下のようになっています。
T5 モメンタム 4,990,000円
T5 インスクリプション 5,990,000円さらに、2019年春以降となりますが、
T6 ツインエンジン AWD インスクリプション 7,490,000円
T8 ツインエンジン AWD インスクリプション 8,190,000円の2グレードが追加されます!
パワートレインには、ターボ+スーパーチャージャー+モーターというまさかの3動力が備わっていますので、ワゴンタイプの中でもハイパワーな1台となるでしょうw
ライバル車種と比較してみます!メルセデスベンツC200ステーションワゴンアバンギャルド ¥5,760,000
・BMW330iツーリングMスポーツ ¥7,100,000
・アウディA4 2.0TFSIスポーツ ¥5,850,000
となっており、V60 T5 InscriptionとC200ワゴンやA4アバント2.0スポーツが同じくらいの価格になっています。
ただし、エンジンスペックはV60 T5シリーズのほうがワンランク上ですので、同じくらいのエンジンスペックで比較するならば、330iツーリングとなってくるため、V60T5のほうが割安感がありますねw
安全装備や快適装備に関してもV60 T5 Inscriptionならほぼ標準装備ですし、330iに比べるとかなりお買い得な一台でしょう。
・燃費タンク容量との兼ね合いもありますが、燃費が良ければそれに比例して航続可能距離が伸びますよね。
給油回数を減らせるという意味合いでも、燃費はいいほうがありがたいです♪
全車 12.9km/Lそこまで良い燃費ではありませんが、パワースペックを考えると十分でしょう。
ただし、燃料はハイオクですので経済性を求める方にとっては少し負担になるでしょうね…。
タンク容量と燃料消費率から航続可能距離を計算してみました。(あくまでも理論値です。)
全車 710kmこれは最近の車種の中でも短い部類になってしまいます。
燃料タンクが55リッターとこのクラスにしては小さくなっていますのでそれが影響していますね。
実燃費は8掛けとも言われますので、実際の航続距離は570km程度となってくるでしょう。
お待たせしました!それでは試乗インプレッションに行きましょう^^!・早速新型V60 T5 Inscriptionに試乗!
さて、今回試乗車として用意されているのは、これまでにインプレッションをお届けしてきたInscriptionグレード!
V60は2019年春以降にグレード追加を予定していますが、現時点ではトップグレードに位置付けられているモデルです。
フロント周りにメッキ加飾がされている点やホイールなどを除けば、バンパーデザインなどの基本的なところはどのグレードを選択しても同じものとなります。
499万円から販売されている
Momentumでもそこまで大きく見た目が変わらないのは嬉しいですね^^
走りに関しても新型V60 T5 MomentumとInscriptionとは全くエンジンスペックですし、コスパが高いのは
Momentumかもしれません。

まずは車内に乗り込み、シートポジションやミラーポジションを合わせて試乗へと出ていきます!
シートのホールド性はかなり高く、調整部分も多いことから自分の体格に合ったシートポジションへと合わせやすい印象です。
また、ナッパレザーの質感も良いですし、適度に反発力のあるシートですので、長距離運転でも苦にならなさそうです。
さすがは、ロングバケーションとなれば遠方まで車移動をするスウェーデンのお国柄が表れているといったところですかね^^
ひとつ残念だったのが、ベンチレーションの作動音が思っているよりも五月蝿いことですね…。
静かな車内環境でありながらもその音が室内にこもって不快音と感じてしまいましたので、ここはぜひ年次改良でよくなってほしいですね。

ディーラーを左折して交通量の少ない道路に出ていきますが、左右視界はとても見やすく、Aピラーも比較的倒れているので、横から来る自転車や歩行者を視認しやすそうです。
ただし、
新型V60 T5 Inscriptionの全高は1,430mmとステーションワゴンの中でも低いタイプとなっており、さらにフロントノーズが長いので、左右視界については問題ありませんがやはり遠い地点まで見渡しやすいSUVなどに比べると慣れるまでは不安要素となりそうです。

流れに乗るために
新型V60 T5 Inscriptionを少し加速させていくと、軽やかに速度が上昇していく様子が感じ取れます。
それもそのはず、
エンジンスペックは254ps、350Nm!
XC90やV90などにも搭載されているエンジンであり、パワースペックも全く同じですが、
車重が一番軽い分加速力に分がありますね!
また、
最大トルクは1500回転から発生しており、トランスミッションの8速ATと相まって低い回転数でグイグイと車体を前に進めます。
私が乗っている118dEditionShadowはディーゼルエンジンでトルクフルな乗り味なんですが、それに近いうえにさらに気持ち良くエンジンが回っていきますし、そこがガソリンエンジンもメリットでもあります。
新型V60 T5 Inscriptionの乗り心地に関しては少し硬めの印象であり、もう少しマイルドな突き上げ感であってほしいというのが正直なところですね。
欧州と同じく
ダイナミックシャシーと呼ばれる通常の足回りよりもスポーティーなセッティングとなっているほか、18インチホイールに扁平タイヤとなっていますので、そのところによるものも大きいでしょう。
17インチホイールが標準装備される
Momentumがどのような乗り心地なのか気になりますね^_^;
今回はセールスの方と2名乗車でしたのでリアに人が乗ることでまた違った印象となりそうですし、2名乗車でも同乗者が不快な思いをするほどの突き上げ感ではありませんでした。

サスペンションのチューニングがスポーツ志向に振っているだけあって、コーナリング性能は抜群ですね!
もちろん一般道ですのであまり速度は出せませんが、クランクのようなきついカーブに法定速度内ギリギリで進入していけども、1700kgとそこそこある車重を全く感じさせない気持ちいいハンドリングです。
FFということでフロントヘビーになっているはずですが、回頭性も素晴らしいですし管理人の中での
ボルボのイメージがどんどんと良くなっていきますw
信号で停車しているときにエンジンから感じる振動はほぼ感じませんでしたが、これは普段ディーゼル車に乗っているから分からないだけなのか
新型V60 T5 Inscriptionが優れているのか区別がつかないのは困ったものです^_^;
ちなみに、
新型V60ではアイドリングストップ機能が全車標準装備されています。

信号が青に変わったので、アクセルを多めに踏み込んでグッと加速していきますよ!
踏み込んだ瞬間のレスポンスはタイムラグをほとんど感じませんし、スムーズで滑らかなフィーリングであるほか、静粛性についてもかなりハイレベルで遮音されています。
室内に入り込んでくるエンジンサウンドやマフラー音以外のロードノイズや風切り音などの目立った音はなく、直列4気筒エンジンながらスポーティーなサウンドを響かせています。
0-100km/h加速は約7.5秒!
数字だけみると118dEditionShadowの
8.1秒とそこまで変わりありませんが、ガソリンエンジンは高回転まで気持ちよくまわってくれますので、べた踏みした際のサウンドからくる加速感は気持ちいいです。
なお、今回の
新型V60にはディーゼルモデルの導入はしないとのことで、今後のボルボ車はハイブリッドを推し進めていくみたいですね。

街中で実際にACCとレーンキープを作動させて使ってみた印象としては、レーンキープのアシスト力が他車と比べるとかなり強くて、はみ出しそうになると無理にでも元の車線に戻そうとステアリング介入してきます。
ドイツ御三家や日本のメーカーはあくまでふんわりと制御が入るといった感じですが、
新型V60はグイッとなかなかの力強さで作動しますので安心感はこっちのほうがありますし、制御してくれていると感じることができますので良いのではないでしょうか?
当然、ACCは全車速追従機能付きですので渋滞時なんかにもとても役立ちますね。
新型V60全車に標準装備のフルデジタルメーターは運転中でも見やすくなっていますし、ヘッドアップディスプレイと組み合わせて使うことで前方から視線をほぼ外すことなく集中できるので良いですね。
ただし、ナビゲーションの操作については、前回から指摘していたブラインドタッチはやはり難しかった…。
どこを操作すれば欲しい情報が表示されるのかは、もはや画面をしっかり見ないと分からなかったので、ここは
「うーん…」といった印象です。

ただし、センターディスプレイに操作系統が集約されているため、物理キーが少なく見た目は良くなっています。
運転していて常に視線に入ってくるインテリアの質感は車格以上でライバルから一歩抜きん出ており、良い車に乗っているという喜びというか高揚感を感じることができますね^^
スカンジナビアデザインと呼ばれるボルボのデザインアイデンティティですが、XC90以降の車両全てに共通して高い質感を誇っています。
フルモデルチェンジを果たした新型V60に試乗した評価はずばり…!!新型V60 T5 Inscriptionの試乗レポートをお届けしてきましたが、いかがでしたか?
私の感想としては、「ワゴンボディを全く感じさせない俊敏な走行性能!ただし、操作系統が集約されすぎており、運転中だと操作しづらいかも…。」です!
ワゴンボディでありながらも身のこなし方や加速感などは非常によくできており、運転していて常に安心感を感じることができます。
動力性能についても必要十分かなとは思いますが、さらなるハイパワー版も2019年春ごろに登場しますので、欲しい方はもう少し我慢ですね^_^;
装備類については、安全・快適装備が盛りだくさんで長距離移動が今より楽になること間違いなしです!
価格的にも499万円のMomentumで十分ですから、ドイツ御三家と比較すると非常にお買い得な一台となっていますね。
最近のボルボ人気は物凄いことになっていて、XC40やXC60のように納期が半年以上ということにもなりかねませんので、購入を考えておられるのであれば、早いうちに商談したほうがよさそうです。
他の店舗は分かりませんが、ボルボカーズ栗東店であれば、即納できるものもあると仰っていました。ということで
新型V60 T5 Inscriptionの試乗編は以上です。
皆さん、新車のような
新古車もしくは未使用車という言葉を聞いたことはありませんか?
未使用車って登録がされていること以外には新車と全く変わらないのに、新車と比べられないほど
安く買えるんです!私が現在乗っているBMW118dEditionShadowは未使用車だったんです。それをある方法で
総額¥2,000,000近くもお得に購入することができました!
どうしたかというと、未使用車を誰よりも早くに探して見つけたんです。
じゃあ、
V60の未使用車がでてくれば誰よりも早くにGETしたいって方はぜひ、
[ポイントはたったひとつ!]誰よりも早くお買い得車を見つける方法!こちらを見てくださいね♪
ほんとにためになりますから。
次回は引き続き、新型V60編インプレッションをお届けしたいと思います!ぜひ、
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