[控えめな印象?インテリアはどんなものか!]TOYOTA CAMRY SPORTSインプレッション②!


2018年8月1日、トヨタのFF最上級ハイブリッドセダンであるカムリに新しくグレードが追加されました!

その名も“WS”、通称〝CAMRY SPORTS″と呼ばれるグレードです。

“WS”とは、Worldwide Sportyの略称であり、世界で愛される王道セダンに、大胆かつ上質なスポーティさを採り入れたことからこの名称を与えられたそうです。

そこでスポーツセダンの名にふさわしい仕上がりになっているのか見てきました^^

また、あわせて見積もりもいただきましたのでご覧ください。



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引用元:toyota公式ホームページ

そもそも、現行モデルのカムリが登場したのは2017年7月と約1年前です。

トヨタニューグローバルアーキテクチャー、略してTNGA、これにより、プラットフォームやエンジンなどの様々な部分をイチから開発されたのがこのカムリです。

エクステリアではトヨタのアイデンティティであるキーンルックが採用され、ロー&ワイドなデザイン美が追求されています。

また、トヨア車では数少ない灯火類がフルLEDの車種というのも特徴の一つです。(“X”を除く。)

走りに関しては、ダイナミックフォースエンジンと呼ばれる2.5L直列4気筒エンジンにハイブリッドシステムが加わり、0-100km/h加速は約7秒とクラウンにも引けを取らない動力性能を誇りながら、燃料消費率は33.4km/Lとプリウス同等の低燃費も両立しています。



こだわって開発されただけに車の性能はすでに秀逸なカムリですが、今回のスポーツグレード追加でいよいよ本気といったところでしょうか?

さて、今回はトヨタ カムリスポーツのインテリア編です!





前回の記事をご覧になられていない方は以下のリンクからどうぞ^^

[スポーツグレード追加!]TOYOTA CAMRY SPORTSインプレッション①!










※中立的な立場からインプレッションをお届けしていますが、あくまで個人の主観に基づくものです。そのため、辛口な意見も含まれる可能性がありますので、気分を害するおそれがある方はご遠慮ください。

ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。










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さて、今回お邪魔させていただいた、滋賀トヨタ栗東店に展示車として用意があったのは、

トヨタカムリに新しく追加された“WS”というグレードです!

一目見て、これまでのカムリと全然違うと感じました!!

グレード追加が実施されて間もないところですが、現在では納車もはじまっているのですかね?気になるところです。





・ボディサイズ



まず、CAMRY SPORTSと呼ばれるグレード名“WS”のボディサイズですが、

・全長4,910mm×全幅1,840mm×全高1,445mm、ホイールベース2,825mmです!


通常モデルのCAMRYのボディサイズが、

・全長4,885mm×全幅1,840mm×全高1,445mm、ホイールベース2,825mmです!


CAMRY SPORTSですが、基本的には通常モデルと大差はありませんが、全長が25mm長くなっています。

さすが、最上級セダンなだけに、大柄なボディサイズになっていますね!

ただし、横幅はそこまで大きくないので、比較的都心部でも取り回しに苦労しないのではないでしょうか?





・グレード



TOYOTA CAMRYのグレード展開を見てみましょう。





X 3,298,320円
G 3,531,600円
WS 3,672,000円
Gレザーパッケージ 4,228,200円
WSレザーパッケージ 4,341,600円



赤字になっているのが、今回新たに追加されたグレードです!

カタログを見ていて気付いたことは、これまでにも販売されていた“G”グレードの装備をベースにしてスポーツグレードとしたのが“WS”といった形ですね。

“G”と“WS”の根本的な装備はほとんど同じでした。

外観の違いに加えて、足回りはスポーツ仕様へ、インテリアトリム類はレザーパッケージに装備されるソフトレザーを使用、また、パドルシフトが専用装備されて約14万円アップといったところでしょう。

割高感は全くなく、非常にお買い得な一台だと感じます♪





・燃費



プリウスやクラウンハイブリッドとどこまで近い数値なのか燃費を見てみましょう。

タンク容量との兼ね合いもありますが、燃費が良ければ比例して航続可能距離が伸びますよね。

給油回数を減らせるという意味合いでも、燃費はいいほうがありがたいです♪

分かりやすいように比較してみていきます。


CAMRY SPORTS “WS” 28.4km/l

クラウンハイブリッド “2.5RS” 23.4km/l

プリウス “Aツーリングセレクション” 37.2km/l


やはりプリウスは燃費がいいですね。

ただし、プリウスはエンジンが全く違うものなので、純粋に比較するとしたら同じダイナミックフォースエンジン2.5のクラウンハイブリッドでしょうね。

ここではカムリのほうが燃費がいいということになります。



タンク容量と燃料消費率から航続可能距離を計算してみました。(あくまでも理論値です。)

CAMRY SPORTS “WS” タンク容量:50ℓ 航続距離:1420km

クラウンハイブリッド “2.5RS” タンク容量66ℓ 航続距離:1544km

プリウス “Aツーリングセレクション” タンク容量43ℓ 航続距離:1600km


ハイブリッド車にしてはクラウンが大きめのタンク容量となっています。

それよりもどの車種も走り過ぎといってもおかしくないくらい航続可能距離が長いです(笑)

CAMRY SPORTSの数値でも東京から大阪まで往復してもさらに400km走れる計算になりますからね^_^;

ハイブリッド車ってやっぱりすごいなあ…と改めて感心しました。










以下では写真でより詳細にご確認していただけますのでどうぞ。










・まずはフロントシートまわりから見てみましょう



camry1.jpeg

ドアを開けた様子はこのようになっています!
ブラックのカラートーンで落ち着いた印象を受けるインテリアですね。
パッと見た感じだと、スポーツグレードとしての特徴はこの黒でまとめあげられたところでしょうかね?
標準グレードのようにベージュの内装色を選択することはできません。





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ドアパネルをアップで見ます。

ドアハンドル及びそこから横に伸びるラインにはサテンメッキ加飾されたものが装着されており、見た目の質感を一気に高めています。


ドアトリムにはソフトパッドが使用されていますし、アームレスト部分にはステッチが入ったソフトレザーとなっています。

ただし、ウインドウスイッチまわりの質感がいまひとつでしたので、他の部分と統一感を出すためにもピアノブラック調などの加飾がほしいところではありますね。





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フロントシートを見てみます。

ビニールが被った状態で少し分かりづらいですが、この車には合成皮革とファブリックのコンビシートが装着されています。

織柄がカーボン風のイメージにされているとのことですが、少しスポーティーな雰囲気に振り過ぎているような感じがします。
ただし、ファブリックには革のような上質感を感じれる材質が使用されており、座った印象は悪くありませんでした。
これがWSレザーパッケージだと、本革シートにランクアップされます。


シートヒーターに関して、レザーパッケージを装着しないと装備されないのは非常に残念ですね。

カムリよりも下の車格であっても最近の車種では標準装備されているものもありますし、ここで劣ってしまうのはもったいないところではあります…。





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足元付近の様子です。

オルガン式のアクセルペダルになっていますね。

オルガン式はかかとのずれが起きにくいなど見た目の良さ以外の利点がありますし、カムリにおいては高さ・踏み込み角などにこだわって設計されているそうです。


WSグレードには運転席のみ8ウエィパワーシートが装備されます。

ランバーサポートも装備されているのが分かりますが、スイッチ部に加飾は施されていません。

このあたりもFFフラッグシップセダンとしてはなにかしらの手を加えていただきたかった…。


スカッフプレートはアルミ製のロゴ入りのものが装備されていました。





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ステアリングホイールを見ていきましょう。
Xグレード以外に本革巻きのステアリングが採用されています。


また、WSグレードのみパドルシフトが装備されます。

カムリはトランスミッションがCVTですので、擬似的に6速の変速を楽しむことができます。
パドルシフトは他のグレードに装備することができませんので、ぜひ欲しいという方はWSかWSレザーパッケージを選択する必要があります。


メーターパネルに関しては、これまでも多く採用されてきているオプティトロンメーターが装着されています。
中央には7.0インチのマルチインフォメーションディスプレイが備わっており様々な情報を表示させることが可能です。

ただし、最近のトレンドでもあるデジタルメーターの採用はされていませんので、フルモデルチェンジのお楽しみということになりましたね^_^;





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プッシュボタンが青色なのはオシャレで見た目もいいですね^^

その横には各種スイッチが配置されていますが、左から1つ目と2つ目のところに書いてあるHOLDとは一体どういう機能を表しているのでしょうか?
セールスの方に聞くのを忘れていいたので、機会があれば聞きたいと思います^_^;
ご存知の方はぜひコメントでお教えいただければと思います!





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運転席から見た助手席方向はこんな感じです。

レジスターノブやレジスターモール、メーターリングなどここにもサテンメッキ加飾が施されています。






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インパネは、WS・WSレザーパッケージ専用としてテクスチャーメタル調加飾となっています!

このあたりはスポーツグレードと感じさせる意匠になっています。
また、左右エアコンの吹き出し口はピアノブラック調となっていますね。





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フロントまわりの全景です。

カムリには、フレックスコーディネーションと呼ばれるものが導入されており、これはインテリアに複数のカラーや素材でコーディネートをするというコンセプトだそうです。

また、インテリア加飾・アクセントカラー・ステッチ色などを同色異素材にすることで、統一感を出し、質感の向上を図っているそうですね。





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エアコンやナビ付近のパネルはピアノブラック調になっています。





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フロントカップホルダーにもサテンメッキ加飾がされており、また、本革巻きのシフトノブやステッチが入ったシフトブーツなど、このあたりの質感の高さも十分ではないでしょうか?





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ドライブモードスイッチはここに配置されています。


また、カムリでは電動パーキングブレーキがし採用されており、ブレーキホールドも装備されています!

信号待ちなどにおいて大変便利な装備であり、私も次期愛車選びの際には重視して選びたいところです。





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センターコンソールについては、底面は起毛仕上げとなっています。





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ルームランプは全てLEDとなっていましたが、後ほど紹介するラゲッジランプは豆球でした…。





・次にリアシート周りはどんな感じ?



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リアドアを開けてみていきましょう。

ドアパネルもフロントドアと遜色ありませんし、小さめではありますが、スカッフプレートも装備されていますね!





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写真では分かりづらいのですが、シートバックポケットも備わっていました。


実際に座ってみましたが、レッグスペースは狭くありませんが、特別広いといった印象でもありませんでした。

一般的なセダンの広さと言いましょうか、新型クラウンとあまり変わらない印象でしたね。





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リアシートにももちろんアームレストが装備されています。

ドリンクホルダーも備わっているのですが、このアームレスト以外にもドアポケットにペットボトルのような飲み物であれば入れられるようになっており、細かいところですが嬉しい造りになっていました。





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リアシート用の吹き出し口が装備されていますし、USB電源が2口あることから分かるとおり、後席の快適性も重視していますね。
ただし、質感はあまりよくありませんでした…^_^;





・最後にラゲッジルームを見てみましょう!



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ラゲッジ容量は524L!!

ゴルフバッグは4つまで積載可能であり、ハイブリッドモデルとしては十分広い部類に入るのではないでしょうか?


パワートランクリッドではありませんが、トランクを開けるとバネの力で自然に全開するようになっていますので、わざわざ手で持ち上げる必要はないでしょう。

閉めるときに関しては自分で操作する必要があります^_^;





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ここに装備されるラゲッジランプが豆球なのは残念ですね。

また、少し覗き込むとボディの下地が見えてしまうのは、FFフラッグシップセダンとして不相応な感じがしました。





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カムリにはトランクスルー機構が備わっており、このレバーを操作することにより、リアシートがそれぞれ倒れるようになっています。





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少し区切り部分の狭さはありますが、リアシートは6:4分割可倒式になっていますね。
シートが倒れることで長尺物でも支障なく積載することができますし、セダンのデメリットがひとつ解消されていますね。
開口部の広さは、横815mm高さ225mmとなっています。





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アンダートレイに関してはほとんど収納するスペースはありませんでした。
スペアタイヤを選択した場合とそうでない場合ではここの形状が異なるそうです。










新グレード、CAMRY SPORTSのインテリアの評価はずばり…!!





CAMRY SPORTSのインテリアをみてきましたが、いかがでしたか?

私の感想としては、「インテリアは標準グレードとそこまで変わらない印象。質感が高いところもあればそうでないところも見られた…。」です!



エクステリアでは標準グレードと大きく異なる部分がありましたので、それから考えるとインテリアは小変更にとどまっていました。

シートのカラーやデザインは変更されていますが形状は同じであったり、メーターパネルもスポーツグレードだからといって特別な演出などはなさそうです。

また、ソフトレザーやサテンメッキ加飾など質感の向上は図っている一方で、細々としたところの粗っぽさがやや気になってしまった印象ですね…。

装備に関してもグレードによって装着できないものがいくつかありますので、購入する際にはどれを取捨選択していくかが悩みどころになってくるでしょう。





ということでCAMRY SPORTSインテリア編は以上です。


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次回は、CAMRY SPORTS見積もり編をお届けしたいと思います!

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