BMWのXシリーズですが、2000年にX5が登場したのをきっかけに現在では豊富なラインアップとなりました!今ではなんとX6までフルラインアップですし、今後X7が登場するともいわれています。
それだけSUV界隈が人気になっているというのもありますよね^^
また、BMWではSUV(スポーツユーティリティビークル)と呼ばず、奇数XシリーズをSAV(スポーツアクティビティビークル)、偶数XシリーズをSAC(スポーツアクティビティクーペ)と呼んでいます。
一般的に見れば、XシリーズもSUVにカテゴライズされますが、スポーツ性とオンロード性能を重視したXシリーズはそう呼ばれているのです。
(今回の記事では全てSUVと称しますのでご了承ください。)
エンジンのラインアップに関してですが、奇数Xシリーズはディーゼルエンジンがラインアップされており、偶数Xシリーズはガソリンエンジンのみとなっています。
今回はその中でもBMWのSUV3台をピックアップして比較していきます。題して、“BMWX1・X2・X3”比較レポートです! それではどうぞ。
※中立的な立場から記事をお届けしていますが、あくまで個人の主観に基づくものです。そのため、辛口な意見も含まれる可能性がありますので、気分を害するおそれがある方はご遠慮ください。
ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。
さて、今回比較するのはBMWのXシリーズのエントリーモデルX1・X2に加えて、新型プラットフォームと最新技術が満載のX3です。X3に関しては、車格が一つ上のクラスになるかと思われますが、X1・X2と比較してどれくらいサイズが違うか、また、装備類の違いなどを見ていただければと思います。
・特徴‣X1グレード展開は、「standard」に加えて、Xモデルのたくましさを強調した「XLine」、BMW M社が開発した専用装備を採用し、スタイリングと走りを強調した「Msport」となっています。
2018年5月以降のモデルには、FFモデルの廉価グレードにPDC(パーキング・ディスタンス・コントロール)およびパーキングアシストが標準装備されたり、xDrive 20iに、自動バックドア機能、フロントシートヒーター、リアシートのバックレスト及び前後スライド調節機構が標準装備になったりしています。
さらに私が注目したのは、Mスポーツにパドルシフトが標準装備されたことですね!羨ましい…w
‣X2グレード展開は、「standard」に加えて、フローズングレーのシャープかつ洗練されたアクセントがちりばめられた専用装備などで個性が強調された「MsportX」となっています。
また、ホフマイスターキンクにより、ボディ後方までせり立つラインとなったことで、シャープで挑戦的なデザインへの拘りを表現しています。
最大のポイントとしては、歴代BMWクーペの名車を彷彿とさせるBMWエンブレムをCピラーにあしらっています。
‣X3グレード展開に関しては、X1と同様に、「standard」、「XLine」、「Msport」となっています。
大型化したキドニーグリルやヘキサゴンヘッドライト、スポーティーな印象となるエアブリーザーが採用されています。
X3は、CLARと呼ばれる最新のプラットフォームが採用されていたり、部分自動運転機能が搭載されていたりと一見してX1・X2と差別化が図られていますね。
そもそも、X3はFRベースですが、X1・X2はFFベースであるため、プラットフォームに関しては全く異なりますね。
表にまとめましたので順番にいきましょう。今回の比較車両ですが、
・全てガソリンエンジンモデル
・全てMスポーツモデル(X2がMスポーツXと呼ばれるグレードになっていますが、日本では実質のMスポーツグレードになります)
となっています。
・発売日、価格 | X1 XDrive 20i Mスポーツ | X2 20i XDrive MスポーツX | X3 20i XDrive Mスポーツ |
発売年 | 2015年5月 | 2018年4月 | 2017年10月 |
価格 | ¥4,970,000 | ¥5,150,000 | ¥6,870,000 |
全車マイナーチェンジは実施されていませんので、発売年はフルモデルチェンジが実施された年月になります。
スパンで言うと、2019年ごろにはX1がLCIとなりそうですね。
実際に開発車両がスパイショットされています。どうやら、エクステリアは現行モデルから大幅に変わることはなく、インテリアや先進装備類がが刷新されるそうですよ!
X2に関しては、新しいカテゴリーで登場した新型車です!
価格ですが、オプション等なにも含まれていない状態での比較となりますのでX1がローバリューとなっています。
X1やX2にオプションを乗せると、どれだけX3に近づくかは気になるところですね!
~追記~
X1に関してですが、20iシリーズの価格改定が行われ、以前よりもプライスダウンされています!
X2が登場したことによる価格調整でしょうね。
具体的には、車両価格が
20i Standard ¥4,950,000→¥4,580,000
20i xLine ¥5,140,000→¥4,770,00020i MSport ¥5,330,000→¥4,970,000
となっており、36~37万円もお安くなっています!!
さらに、20i全モデルにコンフォートパッケージ(¥107,000)が標準装備されましたので、
実質¥467,000~¥477,000も安くなっている計算になりますね!!
これにより、ディーゼルモデルとの価格差が17~18万円になりましたので、税金面で相殺されるとしてもガソリンモデルを選択する魅力が増えたことに違いはなさそうです。パドルシフトも標準装備されましたし、今のX1はお買い得だと思います^^
これから買う方が羨ましいですね…w
・ボディ | X1 XDrive 20i Mスポーツ | X2 20i XDrive MスポーツX | X3 20i XDrive Mスポーツ |
ボディタイプ | SUV |
ドア数 | 5 |
乗車定員 | 5 |
型式 | DBA-HS20 | ABA-YH20 | DBA-TR20 |
全長(mm) | 4455 | 4375 | 4720 |
全幅(mm) | 1820 | 1825 | 1890 |
全高(mm) | 1600 | 1535 | 1675 |
ホイールベース(mm) | 2670 | 2865 |
トレッド前/後(mm) | 1565/1565 | 1575/1570 | 1600/1615 |
車両重量(kg) | 1660 | 1620 | 1830 |
最低地上高(mm) | 175 | 180 | 205 |
ラゲージルーム容量(ℓ) | 505(後席折り畳み時1550) | 470(後席折り畳み時1355) | 550(後席折り畳み時1600) |
それぞれの項目で結構数値が異なりますね。
X1は、全体的にちょうどいいボディサイズかなと思います。
BMWさんから一日貸していただいたときに確認したのですが、シートはフルフラットになりますし、車中泊がこなせるほどの広さが確保されていました!ただし、X1とX2はプラットフォームが同じですが、全長が80mm違うため、取りまわしやすさはX2優勢といったところでしょうか?
X2は、全長が短いほか、立体駐車場にも入れることができる全高になっています。少し難点なのは、リアゲート面積が他と比較して少ないため、開口部もやや狭い印象を受けました。
X3は、大人5人で2泊3日旅行することが全く苦にならない室内幅と荷室容量が確保されていると感じました!
最低地上高ですが、X3が205mmとオフロードSUVに匹敵するクリアランスですね!
ボディサイズをまとめると、X1は一般的なサイズ、X2はワイド&ロー、X3は、少し大柄な印象でした。
・エンジン | X1 XDrive 20i Mスポーツ | X2 20i XDrive MスポーツX | X3 20i XDrive Mスポーツ |
エンジン型式 | B48A20A | B48B20M |
最高出力 | 192ps(141kW)/5000rpm | 184ps(135kW)/5000rpm |
最大トルク | 28.6kg・m(280N・m)/1250~4600rpm | 28.6kg・m(280N・m)/1350~4600rpm | 29.6kg・m(290N・m)/1350~4250rpm |
エンジン種別 | 直列4気筒DOHCターボ |
排気量(cc) | 1998 |
内径×行程 | - |
圧縮比 | 11.0 | - |
過給機 | ターボ |
燃料供給装置 | デジタル・モーター・エレクトロニクス(DME/電子燃料噴射装置) |
タンク容量(ℓ) | 61 | 65 |
使用燃料 | ハイオク |
JC08モード燃費 | 14.6km/ℓ | 13.5km/ℓ |
パワーウェイトレシオ | 8.6kg/PS | 8.4kg/PS | 9.9kg/PS |
トルクウェイトレシオ | 58.0kg/kg・m | 56.6kg/kg・m | 61.8kg/kgm |
0-100km/h加速(秒) | 7.4 | - |
X1とX2は同じ2.0ℓガソリンエンジン型式に対して、X3は他の2台と少し異なります。
馬力が8PS低くなる代わりに、トルクが10Nm増えていますね。
ここで全車に共通して言えることは、低回転域から最大トルクが出力されており、街乗りでも運転しやすくなっています!
X2の20iに試乗した際に、静粛性が高く低回転でも十分なパワーがあった印象でした。
タンク容量はX3が4ℓ多くなっていますが、燃費が少し落ちていますので航続距離は全車ほとんど変わりませんね。
0-100加速に関しては、SUVだと比較的速い数値となっているのではないでしょうか?
トヨタのハリアーターボやレクサスNX、また、マツダのCX-5などが近い数値データとなっていますね。
・足回り、駆動系 | X1 XDrive 20i Mスポーツ | X2 20i XDrive MスポーツX | X3 20i XDrive Mスポーツ |
ステアリング形式 | パワーアシスト付きラック&ピニオン |
サスペンション(前) | シングル・ジョイント・スプリング・ストラット式 | マクファーソン・ストラット式 |
サスペンション(後) | マルチリンク式 |
ブレーキ(前) | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ(後) | ディスク | ベンチレーテッドディスク |
タイヤサイズ(前) | 225/50R18 | 225/45R19 | 245/50R19 |
タイヤサイズ(後) | 225/50R18 | 225/45R19 | 245/50R19 |
最小回転半径(m) | 5.4 | 5.1 | 5.7 |
| X1 XDrive 20i Mスポーツ | X2 20i XDrive MスポーツX | X3 20i XDrive Mスポーツ |
駆動方式 | フルタイム4WD |
トランスミッション | 8AT |
サスペンション形式はX3だけ名前が異なりますが、全車ストラット式及びマルチリンク式です。
マルチリンク式を採用しているのはドイツ車の特徴ともいえますが、BMWでは、1シリーズにおいてもマルチリンク式ですね。
ブレーキに関しては、X1のリアブレーキはディスクブレーキです。
X2には、前後ともベンチレーテッドディスクが採用されていますので、差別化がなされていますね。
ホイールについては、X1が18インチ、X2・X3が19インチ標準となっています。
大径ホイールは見栄えが良くなりますが、ランニングコストも増加するので18インチが理想ではないでしょうか?
「高くてもいいから大径ホイールを履きたい!」という方のためには、オプションで19インチや20インチがそれぞれ用意されていますのでご安心ください^^
ということでX1 XDrive 20i Mスポーツ、X2 20i XDrive MスポーツX、X3 20i XDrive Mスポーツの3台をスペックから比較してみましたがいかがでしたか?
私の感想としては、
「X1は使い勝手一番、X2はスタイリング一番、X3はサイズも広さも一番」でした。
X1は、日本で走らせるには本当にちょうどいいサイズですし、それでいて、FFベースなだけに室内も広々としています!
X2は、多人数乗車や実用性よりも、SUVでありながらスタイリッシュなエクステリアを求めている方にピッタリの選択肢かと感じます。
X3は、全幅が約1.9mとやや大きいのですが、そのワイドな見た目と室内空間の広々としたゆとりは魅力的です♪
また、全車に共通して言えることは、アイポイントが高いため、前方視界は見やすくなっています。
X1からX3までどの車種においても女性の方でも無理なく運転できそうな印象でした^^ 少し長くなりましたので、装備面での比較は次回にしたいと思います。
カタログで見るよりもこのブログでまとめた表で見たほうが分かりやすくなっていますし、安全装備や快適装備をメインに分かりやすくまとめましたのでぜひご覧ください! 皆さん、新車のような
新古車もしくは未使用車という言葉を聞いたことはありませんか?
未使用車って登録がされていること以外には新車と全く変わらないのに、新車と比べられないほど
安く買えるんです! 私が現在乗っているBMW118dEditionShadowは未使用車だったんです。それをある方法で
総額¥2,000,000近くもお得に購入することができました!
どうしたかというと、未使用車を誰よりも早くに探して見つけたんです。
じゃあ、X1・X2・X3の未使用車がでてくれば誰よりも早くにGETしたいって方はぜひ、
[ポイントはたったひとつ!]誰よりも早くお買い得車を見つける方法! こちらを見てくださいね♪
ほんとにためになりますから。
次回も面白いネタをレポートしていきますので、
ぜひ、
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