[エクステリアレポート!]新型クラウン試乗インプレッション①!


2018年6月26日に発売された日本のセダンの代名詞、新型クラウンに試乗してきました!また、あわせて見積もりもいただきました。


2012年に先代モデルであるクラウンが発売されてから約6年ぶりのフルモデルチェンジとなりましたが、今回で15代目になります!


7代目のクラウンが1983年に発売されましたが、そのキャッチコピーは誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか…。

「いつかはクラウン」

そこから約35年の時が過ぎました。

お世辞抜きに歴史のある車ですから、進化の歴史をたどれば時代の変わりようが分かりますね。

先代である14代目は、「ReBORN」をテーマに斬新なフロントマスクとともに登場しましたが、それからはや6年が経ったんですね。




さて、今回は新型クラウンのエクステリア編です!










※中立的な立場からインプレッションをお届けしていますが、あくまで個人の主観に基づくものです。そのため、辛口な意見も含まれる可能性がありますので、気分を害するおそれがある方はご遠慮ください。

ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。










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さて、今回お邪魔させていただいた、滋賀トヨタ栗東店に試乗車として用意があったのは、

ハイブリッドモデルである3.5 RS Advanceです!

クラウンの中でも最高のパフォーマンスが搭載された一台ですね^^

トヨタ車初となる、3.5ℓV6エンジン×マルチステージハイブリッドシステムが搭載されています。

この走りは格別でした!

試乗については、また、別記事でお届けしたいと思います。


また、マイナーチェンジが実施されて間もないところですが、現在では納車もはじまっているのですかね?気になるところです。





・ボディサイズ



まず、新型クラウンのボディサイズですが、

・全長4,915mm×全幅1,800mm×全高1,455mm(1465mm)、ホイールベース2,920mmです!

先代と比較して全長+20mm全高+5mmホイールベース+70mmとなっています。

全長の増加分に対して、ホイールベースの伸びがかなり大きいことがわかりますね。

全幅は、日本専用車両であることから使い勝手を考慮して、1800mm以内に抑えるというコンセプトが今回も受け継がれています!

あまり横幅が大きいと、狭い道が多い日本では乗りづらくなってしまいますよね…。

なお、カッコ書きにしてあるのは、4WDのグレードを選択した場合の全高になります。





・グレード


新型クラウンのグレード展開を見てみましょう。



ターボモデル

B 460.62万円
S 474.66万円
S Cパッケージ 494.1万円
RS-B 500.04万円
RS 518.4万円
G 541.62万円
RS アドバンス 559.44万円




2.5ℓハイブリッドモデル

S 497.88万円
S Cパッケージ 515.7万円
S Four 519.48万円
S Cパッケージ Four537.3万円
RS 541.62万円
G 562.14万円
RS Four 563.22万円
RSアドバンス 579.96万円
G Four 583.74万円
RSアドバンス Four 601.56万円
G-エグゼクティブ Four 632.34万円




3.5ℓハイブリッドモデル

S 623.7万円
RSアドバンス 690.66万円
G-エグゼクティブ 718.74万円




2.5ℓハイブリッドモデルには4WD設定がありますね。


また、マジェスタが廃止されたことにより、G-エグゼクティブグレードが実質のマジェスタ相当になりました。

G-エグゼクティブに装備されているものを見ていると、他のグレードと比較してかなり差別化が図られています!





・燃費



モデルごとの燃費を見てみましょう。

なお、今回の新型クラウンではJC08モードの他に、WLTCモードが採用されています。

(WLTCモードとは、JC08モードでの表示燃費と実燃費に差があったことを受けて、より現実的な燃費測定法が求められるようになったことから誕生した燃費測定法です。)

以下は、WLTCモードでの数値になります。



ターボモデル

全車 12.4km/l



2.5ℓハイブリッドモデル

S・S Cパッケージ・G・RS・RSアドバンス 20.0km/l

S Four・S Cパッケージ Four・G Four・Gエグゼクティブ Four・RS Four・RSアドバンス Four 18.2km/l




3.5ℓハイブリッドモデル

全車 16.0km/l



全車、WLTCモードでの数値ですので、これならば実燃費との差異も少なくなると思われます^^


また、2.5ℓハイブリッドモデルは、トップクラスの燃費数値を記録しています。





・特徴





車載通信機(DCM)の全車標準装備化

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今回のフルモデルチェンジで15代目となった新型クラウンは、初代コネクテッドカーとして登場しました。

遠隔で走行アドバイスや車両診断が受けられる「eケアサービス」や「LINEマイカーアカウント」をはじめとしたコネクテッド機能を搭載した車載通信機である「DCM」を全車標準装備しています。

前回にインプレッションをお届けした新型カローラスポーツでもコネクテッドカーとして全車DCMが標準装備されています。

(クリックで新型カローラスポーツの記事に飛びます。)


また、DCMが標準搭載されたことにより、全車ヘルプネットが装着されています!

新型クラウンは、さらなる先進システムであるD-Call Netに対応しています。

(以前にD-Call Netについて記事にしていますので、詳細はリンクからご覧ください。)

簡略に説明すると、エアバックが作動すると、連動してコールセンターへ自動通報してくれるシステムのことですね。

事故発生場所を詳細に伝えるのは非常に難しいですし、これが装着されていると何かあった際にも安心して救急車の到着を待つことができます。





TNGAプラットフォームの採用

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そもそもTNGAとは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの略であり、現行型のプリウスから採用された「トヨタの新しい車づくり」の思想を表現したものです。

つまり、プラットフォームであったり、エンジンであったり、トランスミッションであったりとなにか一つだけを指すものではなく、複合的に捉え、完成した自動車がTNGAを採用したということになります。

その目的は、車の基本性能向上を図ることで商品力を生み出していくことです。

また、部品の共用化や構造統一を行うことで生産効率を上昇させ、よい車づくりに活かすというものです。

クラウンには、TNGAの思想の一つであるGA-Nプラットフォームと呼ばれるものが採用されていますね^^





カテゴライズの廃止


従来のようなアスリートやロイヤルといったカテゴライズは廃止され、クラウンというネーミングのもと、スポーツセダンとして新たにスタートを切っています。


実はこの「ロイヤル」や「アスリート」という名称は、1983年に発売された7代目クラウンから続いていた伝統ある名称ですよね…。


今回のクラウンは「ロイヤル」、「アスリート」という名称が廃止される以外にもマジェスタという名前も消えてしまいました…。


少し寂しい気もしますが、時代というのは進んでいくにつれて変わっていくものですよね。


ここは、クラウンという車が新たな方向性を見つけて進んでいくターニングポイントと捉えるべきでしょうか。





次世代ToyotaSafetySenseを全車標準装備

・レーントレーシングアシスト
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)
・オートマチックハイビームもしくはアダプティブハイビームシステム
・ロードサインアシスト
・先行車発進告知機能
・インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ[静止物対象])

これらが全車標準装備されています!


また、

・リヤクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ[後方接近車])
・パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)
・パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2(巻き込み警報機能付)
・ブラインドスポットモニター
・後方車両接近警報

なども全グレードで標準装備またはオプション設定されており、非常に充実した安全装備といえますね!

赤字で書いてあるのは、トヨタ車で初採用となるシステムです。

レクサスの新型LSで初採用された装備ですね。










以下では写真でより詳細にご確認していただけますのでどうぞ。




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フロント正面からです。

クラウン史上最高のスポーティーデザインを目指しただけあって、かなり男前な顔つきです。

最近のトヨタ車では多く採用されているハニカムグリルが新型クラウンでも目いっぱい使われていますね!



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先代のグリルデザインを少し踏襲しているようにも見えますが、一直線にアッパーからロアまで縦におろされたグリルラインは変更されています。

また、RSグレードのみに装着されるエンブレムの存在感が強いです。

スポーティーさを求めるのは分かりますが、やややりすぎな感が否めませんね^_^;



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ヘッドライトをアップで見てみましょう。

こちらの、3.5 RS Advanceグレードには3眼LEDヘッドランプが採用されています。

眉毛部分がデイライトとポジションライトを兼ねています。

また、おもてなし照明と呼ばれるドアを開錠した際にポジションが点灯する機能が装着されています。

左下にはヘッドランプクリーナーが装着されていることが分かりますね。

また、ポジション・ロー・ハイ・ウインカー・フォグランプ全てがLED化されており、フロントはフルLEDとなっています!



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ウインカーを作動させた状態です。

3.5 RS AdvanceグレードにはLEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リヤ)が備わっています。

シーケンシャルターンランプが装備されるのはRS-Bを除くRSグレードのみとのことですので、この装備が欲しい方は必然的にRSを選択する必要があります。

これがでた当時は粒々感が強く、洗練されていませんでしたが、この新型クラウンにあっては、シームレスな光り方で非常にきれいでした^^

流行色が強いシーケンシャルターンランプですが、周囲から見てどちらに車が動くか一見して分かりますので、安全性の観点からも有用な装備だと感じます!



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サイドから見てみます。

一言で言えばクーペルックな印象になりました!

ただし、これはセダンスタイルからかなり印象が変わりますので、好みがはっきりしそうです^_^;

ロングノーズのFRらしいプロポーションであるうえに、6ライトウィンドウの採用により、ルーフからラゲージにかけての伸びやかで流麗なサイドシルエットを実現しています。

また、ボディを凝縮してタイヤの張り出しを強調した低重心でスポーティな骨格を表現していますね。



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ホイールを見てみましょう。

18インチアルミホイールに奢られているのは、RS専用ホイールであり、スパッタリング塗装がされています。


ブレーキについても少し触れておきますね。

3.5 RS Advanceグレードを含めた3.5ℓモデルには、対向4ピストンアルミモノブロックキャリパーが装着されています!

街乗りでのストッピングパワーは絶大なものでしょうね。

サーキット走行も視野に入れているということなのでしょうかね?

ただし、車両重量が1,870kgありますので、スポーツカーほどハードな走行は厳しそうです。



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サイズは、前後ともに225/45/R18となっています。

見た目に厚みがあるので18インチでも十分質感は高いです。

少し怖いくらいぎらついている印象ですね(笑)



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リア周りを見ていきましょう。

フロントもさることながら、リアもなかなかスポーティーでかっこよいのではないでしょうか?

トランクフードにはスポイラーも備わっていてスポーツセダンの名にふさわしいデザインです。

また、今回の新型クラウンは、ドイツにあるニュルブルクリング・サーキットへ持ち込んでテストを実施したそうですので、走りも見た目に劣らずよかったです!

それは、次回以降にお届けします^^



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斜め後方から見てみます。

新型カローラスポーツもそうでしたが、フロントもリアも全く隙がないデザインなのは、低重心化を図ることができたTNGAの恩恵ですかね♪

これまで見てきたたいていの車の場合だと、「フロントはかっこよくてもリアのデザインがいまひとつ…。」というものが多かったですが、この新型クラウンはいいですね。



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テールライトをアップで見てみます。

ポジション・ストップ・ウインカー・バックランプ・リアフォグ・ライセンスランプの全てがLEDでリア周りもフルLEDです!

クラウンのエンブレムですが、先代からレタッチされていますね。

かっこいいのではないでしょうか?


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マフラー部はRSグレードだと標準で4本出しマフラーとなります。

最初にこれを見たときは、「クラウンでここまでするか…。」と思っていましたが、スポーツ路線に転向したことを鑑みると、これもありなのかなと思いますね。


ただし、バンパー下部はメッシュになっていますが、ディフューザーにはなっていません。

メッシュ部はダミーで塞がっていますね。少し残念です。










新型クラウンのエクステリアの評価はずばり…!!





新型クラウンのエクステリアをみてきましたが、いかがでしたか?

私の感想としては、「6ライトウィンドウは好みが分かれそうだが、全体のエクステリアとしてみれば秀逸すぎる!」です!

グリルやフォグライトベゼルは先代と近似したデザインですが、それ以外に変わった部分が大きく、さらにカッコよくなりました!

また、フロント・リアともにフルLED化されているのは高ポイントですね!

サイドラインのクーペルックな様相は、個人の好みがはっきりしそうですが、かなり好調に販売されていることを踏まえると、受け入れられているのではないでしょうか?




ということで新型クラウンエクステリア編は以上です。


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こちらを見てくださいね♪

ほんとにためになりますから。


次回は、新型クラウンインテリア編をお届けしたいと思います!

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