新型320iMスポーツに試乗したら、予想外の完成度に驚き…。新プラットフォームの採用や新開発ダンパーが装着され、先代モデルよりも走行性能が向上することになんら疑問は感じませんが、気になるのは実際に街中を走らせてどの程度違うのか?
また、先進安全技術では世界初となる3眼カメラの採用や、リバースアシスタントの実力は如何ほどか?
注目ポイントをじっくりと確認してきましたので、興味のある方は続きをどうぞ。
さて、今回は「新型3シリーズ試乗編」です!前回お届けした新型3シリーズ記事は
【最新版】価格はどうか?見積もり編!新型3シリーズインプレッション!です。
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ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。
まずは、新型3シリーズのスペックを確認!いつものことながら、ボディサイズ/グレード・価格/燃費・航続距離などを見ていきましょう。
ボディサイズ
引用元:https://www.press.bmwgroup.com/global/全長 4,715mm
全幅 1,825mm
全高 1,440(1,430)mm
ホイールベース 2,850mm
トレッド 1,590/1,605(1,585/1,570)mm
最低地上高 135(125)mm※カッコ書きはMスポーツの数値。グレード/価格
引用元:https://www.press.bmwgroup.com/global/320i SE ¥4,520,000 ※2019年中旬以降発売予定
320i スタンダード ¥5,230,000
320i Mスポーツ ¥5,830,000
330i Mスポーツ ¥6,320,000燃費/航続可能距離
引用元:https://www.press.bmwgroup.com/global/320i(直4ガソリン,184ps,300Nm) 燃費 13.1km/L、航続距離 773km
330i(直4ガソリン,258ps,400Nm) 燃費 13.2km/L、航続距離 779km※WLTCモードでの数値。タンク容量は全車59リッターお待たせしました!それでは試乗インプレッションに行きましょう^^!今回お邪魔させていただいた
滋賀BMW栗東営業所に試乗車として用意されていたのは、
「320i M Sport」!ボディカラーは
"ミネラルホワイト"。メタリックカラーですから9万円のオプションです。
リセールを気にするのであれば間違いなく白か黒でしょうが、長く乗るつもりならば気に入った色を選択したいですよね。なお、Mスポーツはどのモデルでも高い人気を誇っていますので、おそらく新型3シリーズについてもこれらが売れ筋となるのでは?
運動性能ピカイチ!だけど乗り心地は少々硬め?
試乗車とご対面。新色カラーのポルティマオブルーもスポーティーでカッコいいですが、ベタな白色も似合ってますね!
ハニカムロアグリルやフォグランプベザルなどの各パーツがグロスブラックで仕上げられていることで、ホワイトボディが一層映えるといった印象。
質感も妥協しているという感じがしませんし、
"アクティブエアストリーム"が標準というのも高評価♪
(アクティブエアストリームって何?という方は以下の記事をご覧ください。)
【安定のカッコよさ】エクステリア編!新型3シリーズインプレッション!①
試乗車のシートは、アルカンターラと合成皮革のコンビタイプで、
見た目の質感はヴァーネスカレザーシートに迫るほど。ステッチの使い方も上手く、先代モデルのアルカンターラ×ファブリックシートに比べると圧倒的な違いがあります。
ホールド性に関しては、先代モデルと若干シート形状の違いがあるものの、街乗り試乗だと大きな違いを感じませんでした。
BMWライブコックピットと呼ばれるインターフェースは、最新車ならではの魅力的な装備♪
"オペレーティング7.0"というシステム自体、まだまだ目新しい機能ですし、しばらくはこの構成パターンが採用されるでしょう。
ナビ画面は先代の8.8インチから10.25インチに拡大し、デジタルメーターも地図表示が可能に。機能性及び操作性もアップしていてこのあたりはいうことなしですね^^
細かいけれど面白いのは、
センターディスプレイに映る車両にしっかりとボディカラーが反映されている点。これまでだと、ワンパターンでしたが、オーナーの満足度を高めてくれる心づかいがされていて憎い!
ついつい癖でハンドル横に手が伸びましたが、
新型3シリーズのスタートストップスイッチはシフトパネルに移動されており、エンジン始動までにギクシャクしてしまいましたよ…w
エンジンが始動すると、
直4とは思えないスポーティーで低めのサウンドを奏でます。少し吹かしただけでも、野太い排気サウンドが聞こえてくるのがなんとも言えませんね^^
さすがエンジン屋(笑)!!!ダウンサイジング化が推し進められた当初、BMWも直4が増加傾向、シルキー6が減少傾向な事実にショックを受けましたが、
走りと燃費と満足度のバランスが上手く取れているエンジンですし、これならいいのでは?と思える出来映えですね♪
公道に出てアクセルを踏み込み、最初に感じたのは、
「やっぱりガソリン車気持ちいい!」ですw
私が乗っているのは、ディーゼルモデルの
118dEditionShadow、BMWのディーゼルエンジンは他社と比較すると気持ちよく回るエンジンだと思いますが、
同じBMWでも最新モデルのガソリンエンジンには気持ちよさだと敵いませんね。
また、改良された8速ATとの相性も良く、アクセルを踏み込んだときのレスポンスとシフトショックの少なさはお見事です。何回もキックダウンしてしまいましたよ^_^;
パワーに関しては、
184ps,300Nmと平均値+αくらいのスペックだと思いきや、予想以上に鋭い加速を見せてくれます。
0-100km/h加速は先代モデルより0.2秒速い7.1秒をマーク。先代モデルの
320dが7.2秒ですから、そこに近しい数値ではありますが、高回転でトルクロス気味になるディーゼルエンジンとは加速感がかなり違うはず。
瞬発的な加速力はディーゼル、下から上まで気持ちよく加速するのはガソリンといいたところでしょうか。
ひとつ気になったのは、ブレーキフィール…。これまでにインプレした
X3M40dや
M140i試乗記事にも、「初期制動が強く、街森では扱いづらい。」とレポートしましたが、新型320iMsportもまさにそんな印象。
【875万円は間違いなくお得】X3M40dに試乗してきた!新型X3インプレッション⑧!
【1シリーズ最強モデル】想像以上に走りは別格!BMW M140i試乗インプレッション⑤!
信頼感のあるブレーキタッチなのですが、
ほんの少し踏むだけで十二分な制動力が立ち上がるので、操作がシビアなんです…。ただし、誤解のないように補足しておくと、生まれ故郷のドイツにはアウトバーンがあり、200km/hオーバーからの急ブレーキを想定したブレーキ性能が必要という一面もありますし、急制動時は国産よりも安心して踏めるでしょうから悪い部分だけではないですよ^^
あくまで、日本の道路環境でストップアンドゴーが多い市街地ではカックンブレーキにならないように停車するのに慣れが必要かもということです^_^;
静粛性に関しては、荒れた路面でも不快なロードノイズが限りなく抑え込まれており満足レベルです。
エンジンノイズに関しては、高回転まで回すと雑味のある部分が入ってきますが、それでも先代よりは遥かに高い遮音性能ですね!
これらに大きく貢献する
アコースティックガラスはフロントに標準装備、フロントサイドにオプション装着となっています。
新型3シリーズでここが残念という部分を1つ挙げるならば、ずばり乗り心地でしょう。プラットフォームは新しくなり、ボディ重量が約55kg軽くなったことで、ハンドリングや旋回性能という部分にはさらに磨きがかかりました。
試乗中もハイペースでコーナーに進入しましたが、
ボディ・タイヤ・足回りのどれもがピカイチの性能で、怖いという言葉が出てきません。
ですが、素晴らしいハンドリングの代償として、乗り心地は先代よりも硬めの仕上がりになっています。
どちらかと言えば、
不快な突き上げ感であり、
118dEditionShadowで感じていた、足回りで捉えた路面のギャップをそのまま乗員に伝えてくるのと同じ印象。
"リフトリレーテッドダンパー"と呼ばれる新開発ダンパーに期待していましたが、どうやらアダプティブサスペンションのようなしなやかさまではいきませんでしたね。
(新開発ダンパーについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。)
【現行型vs新型】どれだけお得なのかを検証!新型3シリーズインプレッション⑲!高速域のしっかり感は高まっていましたし、試乗車はまだ1000km余りしか走っていませんでしたから、全体に馴染んでくるとまた違った印象になるかもしれません。
とここで、気になる
新型3シリーズのACC及びステアリングレーンコントロールアシストを試してみることに。
世界初となる3眼カメラ+ミリ波レーダーの実力がどんなものかと期待してたら、単眼カメラよりも前方状況の補足性が格段に向上し、さらに自然な追従性能になっていました!
まずは、
ACCを118dEditionShadowと新型320iMスポーツで比較してみます。
条件については、前走車がいない直線道路でACCを60km/hにセットして作動させる。その後、緩やかなカーブを曲がった先に信号待ちで停車している状態のクルマに向かって走ると、どの位置で前方のクルマを認識するかというテストをしてみました。
結果は以下のとおりです。
118dEditionShadowでは、カーブを曲がって前のクルマに急激に近づいても、メーターパネルに前走車発見のアイコンが表示されず、これ以上は
危険と判断して自分でブレーキを踏んでしまいました…。ギリギリまで粘れば停車したかもしれませんが、そうであってもACCの範疇を超えて、衝突被害軽減ブレーキが作動していたでしょう。
では、同じ条件で
新型3シリーズはどうだったのでしょうか?
クルマがブレーキをかけ始めるタイミングは、自分で踏み始めるよりも遅いのは確かですが、
カーブ中盤くらいで前走車を発見したため、少し強めのブレーキではあるものの、ACCで停止しました!この違いはやはり、単眼カメラと3眼カメラの大きな差ですし、システム精度が向上していることを身をもって感じ取ることができました!
レーンキープ機能については、
新型X3や
5シリーズなどのシステムに比べて、
アシスト力が大幅に強められ、車線から逸脱しそうになると、強烈に車線内に戻されます。前方路肩に停車車両がいたので、ウインカーを出さずに車線をまたいで追い越そうと思い、車線をはみ出した瞬間にグイッと中央に戻されそうになったのはヒヤっとしましたね^_^;
また、ステアリングサポートの介入するタイミングが
5シリーズなどに比べて、
新型3シリーズでは少し早めになったのではと思います。介入レベルを「遅めに」で設定していましたが、少し車線を踏んだだけで思いっきり戻されますよw
引用元:https://www.press.bmwgroup.com/global/では、ディーラーに戻ってきたので、最新機能の
リバースアシスタントを体験。
リバースアシスタントとは、直近50mまでの走行軌跡を自動的に車が記憶、機能を作動させると、走行軌跡を辿りながら自動的にバックしてくれる機能です。クネクネ走ったり、止まっては動いてという状況を作ったうえで、リバースアシスタントをオン!モニターに表示されているボタンを押すだけですし、
非常にシンプルな操作性はGood。ブレーキから足を離すと、自動的に下がり始め、先ほど通ってきた軌跡をたどりながらバックしていきますが、初めて使うので怖い…www
センターディスプレイには、あと何mバックできるかが数値で示されるほか、トップビューやPDC表示で周囲の状況を確認できます。
ということで、駐車場に停車した状態からスタートして、最終的には自動的に駐車までしてくれました!スゴイよこれ(笑)
まあ、実際に使うかは置いといて、最新機能が
新型3シリーズに標準装備されているというのは嬉しいですよね♪
さらにスゴイと思ったのは、
「リバースアシスタントを使用してバックし始め、途中で機能を中断させる。そこから前進して、もう一度リバースアシスタントを起動させると、機能中断した以前の走行軌跡もこの時点では記憶しているため、50m以内であれば中断場所からさらに自動でバックしてくれる。」という点。
こういう事ってできそうでできないのが常だと思っていましたが、BMWはやっぱり違いますね。
他にも、パーキングアシストはボタンを押すだけで、アクセルブレーキステアリングの全動作を行ってくれますし、
縦列駐車であれば駐車場所から出れるように自動で向きを変えてくれる機能も備わります。これはX3や5シリーズにはない、BMW初採用となる新型3シリーズ搭載技術です。エンジンやトランスミッションといったメカニカル的部分の成長も著しいものですが、先進技術の進化もそれに負けていない新型3シリーズでした。新型3シリーズ試乗編は以上ですが、今から購入するならば、未使用車・新古車を検討してはどうでしょうか?気になる方は続きをどうぞ。
新車のような
新古車もしくは未使用車という言葉を聞いたことはありませんか?
未使用車って登録がされていること以外には新車と全く変わらないのに、新車と比べられないほど
安く買えるんです!私が現在乗っているBMW118dEditionShadowは未使用車だったんです。それをある方法で
総額¥2,000,000近くもお得に購入することができました!
どうしたかというと、未使用車を誰よりも早くに探して見つけたんです。
では、
新型3シリーズの未使用車がでてくれば誰よりも早くにGETしたいって方はぜひ、
[ポイントはたったひとつ!]誰よりも早くお買い得車を見つける方法!こちらを見てください!ほんとにためになりますから。
次回は最新車のインプレやBMW最新情報をお届けします。お楽しみに!ぜひ、元警察官現役消防士のカーライフをブックマークして最新記事をお楽しみください♪記事がイイねと思ったら「拍手」ボタンをポチッや、SNSでシェアしていただけると嬉しいですo(^▽^)o
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