モデル末期と呼ばれる現行型の1シリーズですが、走りの楽しさを味わうなら最後に選ぶべきモデルかもしれませんよ!というのも、今年中にはフルモデルチェンジとなる新型1シリーズが発表され、さらに、FFベースのプラットフォームが採用されることも決定しているので、現行モデルを最後に、
Cセグメントの貴重な後輪駆動車がまた1台消えてしまいますね。
引用サイト:https://www.motor1.com/私が乗っているのはディーゼルエンジンモデルの
118d、当時は1000台限定販売となっていた
EditionShadowというグレードです。
1シリーズについて詳しく知りたい方は、以下のリンクに関連記事を全てまとめていますので、お時間ある時にでもゆっくりとご覧ください♪【1シリーズ(F20)記事】まとめ!ディーゼルエンジンの118dよりもハイパワーで、かつ1シリーズの頂点であるM140iに試乗する機会がありましたので、私のクルマと比較しながらインプレッションをお届けしていきます!
ということで、今回はM140i試乗インプレッション編です!続きの記事を読む前に、以下のリンクから飛べますのでぜひ
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ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。
・ボディサイズ
引用サイト:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html全長 4,340mm
全幅 1.765mm
全高 1,440mm(EditionShadowグレードは1,430mm)
ホイールベース 2,690mm
トレッド(前後) 1,520/1,555mm(120iSportは1,515/1,550mm、EditionShadowグレードは1,515/1,530mm、M140iEditionShadowは1,510mm/1,535mm)
最低地上高 140mm(EditionShadowグレードは130mm)・グレード/価格
引用サイト:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html118i ¥3,200,000
118i Fashionista ¥3,820,000
118i M Sport Edition Shadow ¥3,820,000
118d Fashionista ¥4,070,000
118d M Sport Edition Shadow ¥4,070,000
120i Sport ¥4,530,000
120i Style ¥4,530,000
120i M Sport ¥4,660,000
M140i Edition Shadow ¥6,550,000・燃費/航続可能距離
引用サイト:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html118i 燃費18.1km/L、航続可能距離941km
118d 燃費22.2km/L、航続可能距離1154km
120i 燃費15.9km/L、航続可能距離826km
M140i 燃費13.4km/L、航続可能距離697kmMieChuo鈴鹿営業所の試乗車として用意して下さったのは、
「M140i EditionShadow」!
ボディカラーは
「アルピンホワイトⅡ」、ソリッドカラーといえども美しく、1シリーズを購入する際には最後まで悩みました。
なお、
2018年9月にグレードが刷新されたことに伴い、これまで販売されていたM140iから、ヘッドライトやテールライトがスモーク化され、キドニーグリルもブラックになったM140iEditionShadowに日本への導入変更がされました。モデル末期ですが、かなり楽しめる1台ですし、これを読んで、ぜひ選択候補にいれていただきところです!お待たせしました!それでは試乗インプレッションに行きましょう^^!直6サウンドは眠っている何かを奮起させる
エクステリアの部分で118dと大きく違うのは、フォグライトの有無・専用パーツ装備・マフラー本数です。M140iにはフォグライトが装着されておらず、その代わりと言ってはなんですが、フェリックグレーメタリックのエアインテークパーツやドアミラーカバーが装着されます。
特に、エアインテークパーツがカッコいいので、
「ぜひ118dにも装着したい!」と思い、調べたところ、
どうやらM140iとその他のグレードでは、PDCかなにかのセンサー位置が微妙に違っており、118dにエアインテークパーツを付けると、センサーに干渉してしまうのです…。この事実を知ったときは、非常に残念な気持ちになりましたね…。
マフラーに関しては、M140iだけが左右1本出しとなり、スポーティーさが一気に増します。リア周りの造形がシンプルなので、マフラー本数が増えると全く違う印象を与えてくれます♪
さて、車内に乗り込もうとドアを開けると、まずは
「専用ドアシルプレート」で迎えてくれます。
”オシャレは足元から”なんてことも聞きますが、こういうさりげないアイテムが心をくすぐられます♪
シート周りにおいて、私の118dEditionShadowと大きく違うのは、カラーリングとパワーシートの有無。M140iは、以前からブラックのダコタレザー及びパワーシートが標準装備でしたが、
私が乗っている118dEditionShadowのレザーはキャラメルのような明るい茶色のコニャック。さらに、電動シートは付いていません。
※私が乗っている118dEditionShadowのインテリア。
茶系のインテリアカラーは室内空間を明るくしてくれるので気に入っているとして、現在販売されているカタログモデルの
118dEditionShadowには、ダコタレザーと電動シートのセットオプションが提供されています。
当時はレザーシートは標準なものの、電動シートのオプション設定がなかったので、今買われる方は少し羨ましいですね^_^;
さて、運転席に座ってエンジンを始動すると、明らかに118dとは違う排気サウンドが静かな車内に響き渡ります!普段乗っている118dのエンジンは、直4ディーゼルエンジンであり、150ps,320Nmのパワーには満足していますが、
サウンドに関してはカラカラ音や雑味のある部分が聞こえてくるので、いまひとつという印象を持っています。
それに対して、M140iに搭載されるエンジンは、直6ガソリンエンジンのいわゆるシルキー6と呼ばれるエンジン。
無論、エンジンサウンドに雑味は皆無であり、野太くも上品な音色を聞かせてくれます。回したくなるエンジンとはまさにこういうモノを指すのでしょうね^^
道路へと出る前に、ルームミラーを調整していると、少しデザインが変わっていることに気づきました。そういえば、以前からお世話になっている担当の方が、
「ルームミラーのデザインが少し変わりました!見慣れないデザインで、僕は前のほうが好きでした(笑)」と話していたのを思い出し、たしかにそうかもしれないと妙に納得してしまいましたw
こんなところにカバーされているのも初めてで、私のクルマにはありません。ナニコレ…。
それでは、お待ちかねの試乗コースへと出発します。
ディーラーから公道へと出て、いつもと同じようにアクセルを踏み込むと、グイグイと前に引っ張られ、あっという間に法定速度+まで…。
それもそのはず、118dの最大トルク320Nmも1500回転で発生しますが、M140iの最大トルク500Nmも1520回転で発生しています。車両価格もかなり違うので、加速力を単純比較すると118dが可哀相ですね^_^;
とはいえ、
118dのトルクフルなディーゼルエンジンには日頃から満足していたにも関わらず、
3リッター直6エンジンの、"滑らかに回る"、"無理に絞り出していない余裕あるトルク感"を感じてしまったことで、無情にも乗り換えたいと思ってしまったのはここだけの内緒ですwですが、素直にそう思えるほど、アクセルを踏み込んだ量や時間に対する反応や加速力が118dよりもM140iのほうが上手く味付けされています。
街中を走る程度の速度でもトルキ―なフィーリングは体感できますし、運転そのものがストレスフリーになるとでもいいましょうか。
先日に、
X3M40dの試乗インプレッションで、
「直6ディーゼルはカラカラ音がせず、加速慮もあって走りが楽しめる。」と評価したのを覚えていますでしょうか?
【875万円は間違いなくお得】X3M40dに試乗してきた!新型X3インプレッション⑧!その評価も嘘ではないんですが、今回と比べてしまうと、
気持ちよさや全体的なエンジンフィーリングはM140iに軍配があがります。(車重も違えば、ボディサイズも全然違うので、あくまでエンジンのフィーリングを比較しての話です。)
ストップアンドゴーが連続する道路を走っていると、信号で停車する際に、ブレーキの初期制動が強いためか、カックンブレーキになりがちでした。M140iには「Mスポーツブレーキ」が装着されており、ブルーのキャリパーによるスポーティーな見た目をもたらすだけでなく、性能も118dより高められています。スポーツ走行により適したブレーキシステムであることの反作用として、
街中でクルマをじんわりと停めたいシーンなどではやや扱いづらいなという印象を受けます。
乗り心地に関しては一番驚いたのですが、118dよりもM140iのほうが突き上げ感が少なく、乗り心地がいいです(笑)カタログを見ても、
サスペンション形式は全く同じなのになぜだろうと思っていましたが、ひとつだけ違う部分がありました。
これはおそらく、
「アダプティブMサスペンション」の効果だと思われますが、それが一体なにかと言いますと、
運転状況や路面状況に合わせてダンピング特性を自動制御するサスペンションシステムの事です。いわゆる電子制御式ダンパーってやつですね。
今回の試乗では、ドライビングパフォーマンスコントロールをコンフォートモードでしか試していませんが、荒れた路面をゆっくり走っていると、足回りで上手くいなしてくれるので、
路面の嫌な凹凸感をほとんど感じませんでした。その一方で、速度を上げてコーナーに進入すると、
路面追従性を高めるためか、あまりロールしないような味付けとなっていたのは、クルマ側が自動的に判断してダンパー特性を可変させていた産物でしょう。
街乗りで大人しく走っている時は突き上げ感を軽減し、スポーツ走行をするとダンパーがハードセッティングになり、ステアリングのレスポンスも良くなる、と、まさに両刀使いの足回りです。M140iと比べると、電子制御していない
118dはこの部分を苦手としており、道路の継ぎ目や段差があると、それをそのまま乗員に伝えてくるのでかなり不快な突き上げ感を感じます。その結果、今では乗り心地が悪いという評価に落ち着いてしまいました…。
⇒(2019/3/24 追記)M140i乗りの方からコメントいただきました。
118dとM140iの乗り心地の違いはタイヤにあるとの事で、言われてみれば、118dはランフラットであるのに対して、M140iはラジアルタイヤですから、フィーリングが違っても不思議ではありませんね^_^;
信号のない道路でアクセルをベタ踏みにすると、
118dでは感じたことのないシートに押しつけられる加速を味わえます…!速度は40km/hくらいから全開加速を試したのですが、踏み込んだ瞬間にDSCが作動し、わずかにホイールスピンが発生…。
スペック的に見ると、
118dの0-100km/h加速は8.2秒とそこまで遅くありませんが、
M140iの0-100km/h加速は4.6秒と、かなりの俊足ですね。また、トルクフルなパワー感とガソリンエンジンの高回転まで気持ちよく回るフィーリングが見事にマッチしすぎて、いつまでも乗っていると、自分自身の中に眠っているスイッチに火が点いてしまいますね。危ないところでした…。
M140i搭載のトランスミッションである8速スポーツATがこれまた優秀でして、的確な変速タイミングですね。街中をゆっくり走行している時は、2000回転以下でシフトアップを繰り返してくれるのに対し、アクセルを踏み込むと、しばらく高回転をキープしてくれたりします。
このあたりの印象も118dやX3M40dよりも良いと思えるものでした。
また、
1シリーズでは唯一パドルシフトが装着されているのですが、
操作に対するレスポンスの良さが秀逸です。ステアリングから手を離すことなくシフト操作ができるので、直6サウンドを聞きたいがために、試乗中は何度もシフトダウンしてしまいましたw
ハイパワーを受け止めるタイヤサイズは、
リア245/35/R18と、Cセグメントのクルマとは思えない極太タイヤなわけですが、実は
118dEditionShadowもM140iと同じタイヤサイズを履いています。「絶対にオーバースペックでしょwww」と言いたいところですw
M140iに試乗した評価はずばり…!!M140iの試乗レポートをお届けしてきましたが、いかがでしたか?
私の感想としては、「やっぱりBMWの直6は最高。いつか欲しい1台。」です!
なんといっても最大の武器は、
1シリーズのなかでもM140iのオーナーだけが味わえる直列6気筒エンジン!滑らかでトルキ―なフィーリングは味わうと忘れられない良さがあります。
さらに良かったのは乗り心地。Mパフォーマンスモデルになることで、硬めの味付けなのかなと思っていましたが、良い意味で裏切られ、
街乗りレベルだと118dよりも快適な乗り心地をもたらします。しなやかでありながら、やる時はやるといった二面性を兼ね備えた足回りは非常に魅力的で、118dにも欲しくなりましたw
ひとつ気になったのは、ブレーキタッチがシビアな点。サーキットに持ち込んで走行できる性能を持っているため、一概に否定はできませんが、
街中だとやや扱いづらいブレーキだなという印象でした。
また、燃費に関しては気にしてはいけないでしょうが、
実燃費で5,6km/Lとのことでした。参考までに。
ということで
M140i試乗編は以上です。
皆さん、新車のような
新古車もしくは未使用車という言葉を聞いたことはありませんか?
未使用車って登録がされていること以外には新車と全く変わらないのに、新車と比べられないほど
安く買えるんです!私が現在乗っているBMW118dEditionShadowは未使用車だったんです。それをある方法で
総額¥2,000,000近くもお得に購入することができました!
どうしたかというと、未使用車を誰よりも早くに探して見つけたんです。
では、
1シリーズの未使用車がでてくれば誰よりも早くにGETしたいって方はぜひ、
[ポイントはたったひとつ!]誰よりも早くお買い得車を見つける方法!こちらを見てください!ほんとにためになりますから。
次回は最新車のインプレやマツダ最新情報をお届けします。お楽しみに!ぜひ、元警察官現役消防士のカーライフをブックマークして最新記事をお楽しみください♪記事がイイねと思ったら「拍手」ボタンをポチッや、SNSでシェアしていただけると嬉しいですo(^▽^)o
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コメント
ゼミッタ
M140iに乗られている方からのコメントは大変参考になります♪
確かにタイヤの違いと言われると、妙に納得してしまいます(笑)
ランフラットは昔に比べると進化したと耳にしますが、ショルダー部の硬さなどラジアルタイヤとは根本的に違いますもんね^_^;
ブレーキに関しても仰る通りだと思います!
シビアなブレーキタッチも慣れるまででしょうか。
ブレーキダストは118dEditionShadowではほとんど出ずに終わりました。これはUSパッドのおかげかもしれませんね^^
2019/03/24 URL 編集
にゃち
> 118dよりもM140iのほうが突き上げ感が少なく、乗り心地がいい
サスペンションの違いではなく、タイヤの違いの方が大きいです。
118dはランフラットだと思いますが、M140iはラジアルです。
当方、F30 320iからの乗り換えですが、お台場で試乗したときに「こんなにまで(乗り心地が)違うのか!」と感心しました(^^;
あとブレーキ、中身はブレンボですが、効きとのトレードオフである程度は仕方ないかなと思っています。
ブレーキダストもすごく、ホイール真っ黒です(^^;
ご参考まで。
2019/03/24 URL 編集