スバルといえば4WD、4WDといえばSUV、SUVといえばフォレスター。昨今の日本市場ではSUVカテゴリーが盛り上がりを見せており、ホットカテゴリーなので埋もれがちではありますが、元来、雪道や悪路に強いSUVとして、アタマ一つ抜き出てたのは
フォレスターでした。
今はライバル多数で苦境に立たされていますが、フォレスターのいいところや悪いところをご紹介できればと思います。

これから見ていただく記事は、これまでにお届けした
新型フォレスターインプレッションを全てまとめて編集したものです!
ですから、この記事を見れば
フォレスターの全てが分かると言っても過言ではありません。どうぞお楽しみに^^
さて、今回はスバルフォレスター総集編です!続きの記事を読む前に、以下のリンクから飛べますのでぜひ
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ご理解いただける方のみ、続きの記事をどうぞ。
今回お邪魔させていただいた、
滋賀スバル草津店に試乗車として用意されていたのは、
新型フォレスター"Premium"&"Advance"!
ガソリンモデルは7月19日に発売され、ハイブリッドモデルが約2カ月遅れとなる9月14日に発売しています。
そのなかで、ガソリンモデルの最上級モデルであるプレミアムとハイブリッドモデル専用グレードのアドバンスを両方見てきましたので、ぜひその違いもご覧ください♪
どちらも売れ行きは同じくらいだそうです。
・ボディサイズ
引用サイト:https://www.subaru.jp/まず、
新型フォレスターのボディサイズですが、
全長4,625mm×全幅1,815mm×全高1,715mm!旧型ボディサイズは、
全長4,610mm×全幅1,795mm×全高1,715mm、ですから、全長は15mm延長され、全幅は20mm広くなっていますね。
最近の車種は軒並み1800mmの車幅を超えてきており、
新型フォレスターもそれにならったかたちとなりました。
なお、X-ブレイク及びそれ以外でルーフレールを装備した場合、全高は1,730mmとなります。
また、オフロードSUVとして重要な最低地上高に関してですが、こちらは先代と変わらず
220mmのクリアランスを確保しています。
アウトドア派にとって、キャンプ場やマリンスポーツ、ウインタースポーツを楽しむための道具としてフォレスターは最適でしょう。
それ以外の都心部や街乗りしかしない方にとっては本格派SUVまでは要らないと思われがちですが、近年の異常気象で何が起こるか分からないことを考えると、こういう車選びをすることもひとつの防災なのかもしれませんね。
・グレード/価格
引用サイト:https://www.subaru.jp/新型フォレスターのグレード展開及び価格は以下のようになっています。
ツーリング 2,808,000円
X-ブレイク 2,916,000円
プレミアム 3,024,000円
アドバンス 3,099,600円新型フォレスターのグレード展開は、ガソリン3種類ハイブリッド1種類の計4グレードから選択することができます。
ベーシックなツーリング・見た目の印象が華やかなX-ブレイク・最上級のプレミアムがガソリンモデルであり、
プレミアムとほぼ同じ装備をつけたアドバンスはハイブリッドモデルとなっています。
ハイブリッドモデルが1種類しか用意されていない点については賛否両論あるかと思われますが、ハイブリッドに乗りたければこれを選べばいいと決められているので変に悩む必要がなく管理人はアリだと思っています。
また、全グレードで4WDが採用されているのはスバルらしさの象徴であり、それを感じ取ることができます。
価格帯については、エンジンのサイズアップやインテリアの質感向上に先進装備の導入、新プラットフォームの採用など仕方ない部分もありますが、先代の廉価グレードと比較して約40万円高は購入者からすると少し戸惑ってしまう部分かなと感じます。
もう少し装備を簡略化した廉価グレードが発売されれば、道具としてフォレスターを必要としている方にとっては嬉しいのではないでしょうか?
・燃費/航続可能距離
引用サイト:https://www.subaru.jp/タンク容量との兼ね合いもありますが、燃費が良ければそれに比例して航続可能距離が伸びますよね。給油回数を減らせるという意味合いでも、燃費はいいほうがありがたいです♪
ガソリン車 14.6km/L
ハイブリッド車18.6km/Lハイブリッド車が優勢かと思われますが、実はWLTCモードの郊外モード及び高速道路モードでは
ガソリン車が14.6km/L・16.4km/L、
ハイブリッド車が14.2km/L・16.0km/Lと
ガソリン車が勝るというデータになっています。
どちらもレギュラーですので、主に使用する道路によってはガソリンモデルのほうが燃費がいいということもあり得ますね^^
タンク容量と燃料消費率から航続可能距離を計算してみました。(あくまでも理論値です。)
ガソリン車 920km
ハイブリッド車 893kmガソリン車のタンク容量は63リッターに対して、ハイブリッド車は48リッターとなっていますので、燃費との逆転現象が起きてしまっています。
お待たせしました。それではご覧いただきましょう。
エクステリアを見ていきますまずはフロント正面から
先代のフォレスターからキープコンセプトでありながらも細かな意匠は変更されていますね!ヘッドライトデザインは先代とほぼ変わりなさそうですが、グリルデザインやバンパー形状などは変更されています。
おそらくスバルのデザインフィロソフィーであるダイナミック×ソリッドを核として、今後もスバル車に多く採用されていくでしょう。
アドバンスの特長としては、エクステリアではバンパーガードにメッキ調のものが装着されている他、サイドミラーもサテンメッキのものになっています。
こちらはガソリンモデルのプレミアムグレードですが、ミラーカバーはボディ同色であり、バンパーガードは装備されません。

細かな点を言うと、グリルやフォグランプカバーなどもガソリンモデルでは無塗装ブラックになります。
アドバンスはピアノブラック調塗装がされているのでこのあたりは差別化が図られていますね。

全体的にメッキパーツが多く取り入れられており、先代よりもプレミアム感が増しています。
ただし、フルモデルチェンジとよべるだけの大きな変更点をあまり感じなかったのが正直なところです。
ヘッドライトに関しては、全車ロー&ハイビームLEDとなっています。
また、
ステアリング連動ヘッドランプやヘッドライトウォッシャーなども標準で装備されています。
フォグライトにあっては全車標準装備ですが、ツーリングのみハロゲン球となっています。
さらにツーリングとX-ブレイクにはオプション設定となっていますが、
アダプティブドライビングビームと呼ばれる対向車や前方車の部分のみを遮光して、他の部分はハイビームを照らすというものが標準装備されていますから、夜間走行の安全性については問題なさそうですね。
ただし、デイライトに関しては、オプションのアクセサリーライナーを装着しないと装備されません。
日中での視認性を向上させるアイテムですので、欧州車や最近の日本車にならって標準装備としていただきたいですね。
続いてはサイドから
サイドからだと先代との違いが全く分からないですね^_^;アドバンスグレードのみの装備として、メッキ調のドアハンドルやサイドクラッディングにシルバー加飾が施されています。
購入を検討している方からすると、こういったところの差別化が図られるとグレード選びの際に悩んでしまうんですよね。

こちらはプレミアムグレードですがたしかに異なりますね。
ボディ色によってはメッキかカラード仕上げかでかなり印象が違いますので間違いなく悩みポイントですw
サイドの特徴としてはクリーンサイドシルとよばれる造りになっていて、サイドシルをドアで覆ってしまうことでボディに付着した汚れなどを気にすることなく乗り降りできるというメリットがあります。
たしかによく見てみると、いわゆるサイドステップとよばれる部分がドアパネルで隠れてしまっていますので、外からの汚れを防ぐことができますね!

また、ハイブリッドモデルであるアドバンスにはサイド、リア、エンジンカバーにe-BOXERオーナメントプレートが装着されています。
ホイールを見てみましょう
アドバンスには前後とも225/55/R18のダークメタリック塗装+切削光輝のホイールが装備されます!
複雑なデザインになっていながらも厚みがあって、どこか力強い印象のフォレスターらしさみたいなものを感じることができますね。

また、ブレーキに関しては、全車ベンチレーテッドディスクとなっており、さらにアドバンスグレードはフロント17インチ2ポッドキャリパーになっています。
それ以外のグレードには16インチの2ポッドが採用されていますね。


プレミアムグレードのホイールデザインですが、サイズなどは全く同じでデザインが違うだけになります。
こちらのほうが少しスポーティーな印象といった感じでしょうか。
エクステリア最後となるリアの様子をどうぞ
正直「うーん」といった印象を受けました。というのもテールライトデザインがまだ見慣れていないという点やバンパーの無塗装部分が主張しすぎており、あまりかっこいいなとは感じませんでした。
キープコンセプトであることは分かりますが、これは違うのでは…。
これから街中を走る新型フォレスターは増えていくと思いますので、見慣れてくればカッコいいと思えるかもしれませんね。

この角度だといいかもしれませんw
シルバー加飾のリアバンパーガードについては、フロントと同じくアドバンスグレード専用装備となります。
バンパーガード自体はX-ブレイクにも装備されているのですが、レッドオレンジ加飾となっています。
マフラーカッターについては全車片側1本出しとなっています。
それとは別に、今回セールス担当の方から伺ったのですが、
従来のリアフォグの位置から新たに変更したとのことでした。
なぜかと聞きますと、これまではバックランプの片側をリアフォグにしていたため、片方のバックランプが球切れしていると勘違いするユーザーが多かったとのことでした。
それを受けて、今回の新型フォレスターでは位置変更を実施し、バックランプは両方とも光る設計にしたそうです。
色々と不祥事はあったものの、しっかりとオーナーの意見を反映させた車作りをしているんだなと改めて感じますね。
ライセンスランプについては、このアドバンスグレードのみLEDとなっています。
新型フォレスターのエクステリアの評価はずばり…!!スバル新型フォレスターのエクステリアをお届けしてきましたが、いかがでしたか?
私の感想としては、
「キープコンセプトで先代を踏襲しているところがいいが、リア周りに関してはどうしても受け入れられない…。」です!
フロントフェイスを初めて見た時はあまり先代と変わっていないと感じたのですが、細かいところはデザインの意匠が変更されていますし、バランスが崩れることなく非常にカッコいいデザインへと変貌したなという印象です。
グレードごとの差別化が憎いところもありますが、購入者からすると車選びをしている時間というのはとても楽しいものですから、どこか心をくすぐられるような思いも感じましたw
ただ、ひとつ残念だったのがリア周りの意匠変更ですね。
ここに関しては先代のほうが素直に完成度が高いと感じてしまいますし、特にテールライトのデザインがしっくりきていません。
これに関しては、フルモデルチェンジしたばっかりで見慣れていないということもあるかもしれませんので、しばらくしたら意見が変わっているかもしれませんが^_^;ということで、エクステリア編は以上です。次にインテリアをチェック!フロントシートまわりをチェック
ドアを開けてみましょう。
早速ですが、これはかなり質感アップしているのが分かりますね!
一目見ただけで先代とは全く別物だと感じ取ることができますが、このアドバンス専用色であるブラウンもインテリアを一気にオシャレな雰囲気に変えてくれます^^
ドアのアームレストにはソフトパッドが使用されていたり、パワーウインドウスイッチにメッキ加飾が施されていたりと質感アップのポイントが多々見られます。
また、このドアハンドルですがプルハンドルと呼ばれており、形状や素材に工夫がされたことで握りやすさや滑りにくさ、触り心地など様々な改良点がみられます!
実際に開閉時に握りましたが違和感なく操作ができますし、言われなければ気付かないポイントに力を注いでいるあたりが少しレクサスのような車作りにも感じます。

運転席シートはこのような感じになっています。
この車両には、オプションの本革シート(ブラウン)が装着されていますので、通常モデルよりは高い質感になっているでしょう。座面やシートバックのサイドがそこまでせり立っていませんので、非常に乗り降りしやすかったです♪
アドバンスグレード専用装備として、運転席シート自動後退機能が装備されています。
プレミアム及びアドバンスグレードに標準装備されるシートですが、かなり質感が違いますねw
こちらは、ファブリックと合成皮革のコンビシートになっています。
アクティブに使用するならコンビシート、街乗りばかりで見た目にこだわりたいなら本革シートといったところでしょうか。

ホールド性に関しては悪くありませんでしたが、私が乗っている118dEditionShadowなどのシートはホールド性が高いのでそれと比較するとやや劣っていましたね。
こうやって見比べると、本革のアドバンスグレードとほとんど同じインテリアカラーですねw

乗り込む時の車内の見え方はこんな感じです。
どうですか?なかなかオシャレで無骨なイメージのフォレスターとは到底思えません。
同セグメントであるトヨタハリアーやマツダCX-5なんかも質感は高いのですが、それをも上回る印象です!

足元付近を見てみましょう。
プレミアム及びアドバンスグレードにはフロントシートに8ウェイパワーシート、さらに、運転席にはシートポジション&ドアミラーメモリー機能が装備されています。
また、プレミアム及びアドバンスグレードにはアルミペダルが採用されています。
足元の印象も華やかでいいですね^^

ステアリングホイール付近の様子です。
全車標準装備として、本革巻きステアリングホイール・パドルシフト、さらにはステアリングヒーターまで装備されています!
全車標準ですから、「フォレスターやるな!」といった印象を受けましたw
ライバル車種では一部のグレードで用意されていたりしますが、このあたりはフォレスターの圧勝ですね。

メーターのデザインはこのような感じです。
流行りのデジタルメーターではないのが少し残念ですね。
今後は主流になってくると思われますので、スバルにもいち早くデジタルメーターの採用に踏み切っていただきたいです。
ただし、視認性に関しては全く問題なく、マルチインフォメーションディスプレイに様々な情報を表示できますから、必要十分ともいえます!
助手席への視界はこうなっています。
何度も言うようですが、インテリアの質感アップは著しいですね!
助手席前のトリムもソフトパッドが使用されていますし、本革にするならブラックではなく、ブラウンをぜひ選択したいところです。
ブラウンを選択できるのはアドバンスグレードのみというのが惜しいですね^_^;

前席のインパネ全景の様子です。
中央には6.3インチのマルチファンクションディスプレイが備わっています!
ここではライトの点灯状況や先進機能の作動状況、車両の各種情報などを表示させることができ、運転中のドライバーでも見やすい高さに設計されているのが特徴的です。
また、今回の新型フォレスターの目玉であるドライバーモニタリングシステムがアドバンスグレード専用装備として装着されています!
これは、顔を認識したカメラがドライバーを監視し、前方を見ていなかったり目を閉じていたりすると、警報音や警告表示で注意喚起をするシステムです。
それ以外にも顔を記憶する機能により、そのドライバーが設定したシートポジション・ドアミラー角度、また、前回のメーター表示や平均燃費を表示させることができます。
これまでにもレクサスではドライバーモニターと呼ばれる似たようなシステムのものが存在していましたが、それのさらに高性能版といったところでしょうね。

センターコンソールの様子です。
シフトパネルはピアノブラック調塗装がされており、質感の高さが伝わってきます。
シフトレバーは本革巻きでシルバーステッチが入ったシフトブーツも装着されていますね。
シフトレバーの後方にあるダイヤルは今回から新設計されたX-MODEスイッチです!
そもそもX-MODEとは、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現することを目的としたものです。
これまではX-MODEスイッチを押すことで作動するという単一的なものでしたが、今回から
雪道や砂利道など滑りやすい路面を走行する時のモードと
深雪やぬかるみといった路面状況に適したモードに区分されました。
路面の状況に応じて自らモードを選択するだけで、数々の道を走行することが可能です。
また、ヒルディセントコントロールも装備されていますので、安心して山道や雪道を走ることが可能です。
昔から高い走破性を誇ってきただけのフォレスターですが、こういう機械的な一場面が垣間見えるのも様々な視点から取り組んでいる証拠ですね。
新型フォレスターには、電動パーキングブレーキ及びブレーキホールドが装備されています!
先代では手動のサイドブレーキでしたので、新型になって待望のブレーキホールドが装備されましたね!
また、サイドカメラは全車標準装備され、フロントカメラにあっては、全車オプション設定されています。
廉価グレードにはオプション設定すらないメーカーがあるのはよくあることなのですが、スバルは全てのグレードで安全装備の差をつけることはしていません。
こういうところは他のメーカーでも見習っていただきたいです!

センターコンソールサイドにはニーパッドが装備されており、見た目の印象もとても良いです^^
実際にニーパッドがあるのとないのとでは大きく違っていて、普段乗っている118dEditionShadowは装備されているのですが、先日代車で乗っていたプリウスには装備されておらず、センターコンソールのプラスチック部分に直接足が当たって少し痛かったです。
この新型フォレスターのニーパッドはセンターコンソールのデザインに合うように仕立てられていて美しい仕上がりです。

センターアームレストの収納を見てみましょう。
このアームレストは固定式でスライドすることはできませんでした。

開けてみると、まずコインホルダーが備わったトレイがはめこまれていましたが、これに関しては起毛仕上げにはなっていませんでした。
トレイを外して中を確認してみますが、やはりこちらも起毛仕上げにはなっておらず…。
他の部分の質感が高いだけにここは少々残念でしたね。

室内灯にあっては、フロントのマップランプは全車LEDとなっていますが、他のルームランプは豆球でした…。
X-ブレイクに関してだけラゲッジルームランプがLEDとなるようですが、どうせなら全てLEDにしてもよかったのではないでしょうか。
ただし、この部分はあとから交換が容易ですので全く問題はないでしょう。
続いてリアシートまわりを確認!
リアドアパネルを確認してみても前席同様の質感があり、後席だからソフトパッドが使用されていないとかそんなことはありませんでした。

レッグスペースもかなり広々としています。
シートリクライニングもできますし、後席もかなり快適に乗ることができるでしょう。

リアシートのアームレストも備わっていますね。

フロントシートバックにはマルチポケットが備わっていました。
シートヒーターについてもフロント及びリアシートの全席標準装備となっています!
出し惜しみをせず全グレードで共通化を図っているあたりは本当にすごいです。
どうしても上級グレードの販売台数を増やしたいがために装備の差別化をこういうところでしがちですが、スバルは違うというところをひしひしと感じますね。
USBポートにあっても、前席後席それぞれ2口ずつ用意がされています。
ラゲッジルームまわりを見てみましょう
トランク容量は520L!
アドバンスグレードでは509Lとなります。
開口部もかなり広くて荷物の積み下ろしはしやすそうですね。
ラゲッジルームのサイド部分は傷が付きにくいテクスチャー素材が使用されていますので、アクティブに使用した際にも気軽に荷物を出し入れできそうです!

カーゴルームユーティリティと呼ばれており、床面に備え付けられたカーゴフックと組み合わせて荷物の固定に使えるカーゴサイドフック、電源ソケットなど機能的なパーツが装備されており、主にアウトドアの場面で活躍しそうですね♪
シートバックはラゲッジルームから畳むことができるようになっています。
側面にあるレバーを引くことでシートを倒せます。
わざわざリアシートまで行ってシートを倒す必要がないわけですが、この機能は最近のSUVやツーリングワゴンに広く採用されていますので目立った新機能ではないですね^_^;

シートは6:4分割になっています。
シートを倒すと広大なフルフラットスペースが生まれ、車中泊が余裕でできそうです!
と思いましたが、シートを倒した時の床面の長さは155cmですので、少し斜めに寝るか、頭をリアゲート側にして足は少しシートバックからはみ出す形になりそうですね…。
2人での車中泊なら少し工夫が必要になるでしょう。

アンダーボックスはハイブリッドモデルとガソリンモデルで収納力に違いがありますが、ハイブリッドでもなんとか収納スペースは確保されています。
ガソリン車であれば、バッテリーが搭載されている場所は収納スペースとなります。
全車オプション設定ですが、パワーリヤゲートが用意されています!
任意の開閉角度に設定できたり、閉める動作と施錠を一気に行うことができる機能も備わっています。
新型フォレスターのインテリアの評価はずばり…!!スバル新型フォレスターのインテリアをお届けしてきましたが、いかがでしたか?
私の感想としては、「インテリアの変わりっぷりは予想外に凄い!他車をも凌ぐ質感の高さでこれまでのフォレスターとは全く異なっている!!」です!フォレスターというと「アウトドアが好きな人が乗る車」や「オフロード性能を求めている人が買う車」といったイメージでしたが、そのイメージは今回のフルモデルチェンジで払拭されています!
なんせ、インテリアの質感はハリアーやCX-5に全く劣っていませんし、装備類を見ても引けを取るどころかリードしている部分も存在します。
スバルの売り文句であるシンメトリカルAWDやX-MODEといった高い4WD性能、今の安全性能の土台を築きあげてきたアイサイト、それに加えてこの高い質感が備わったこの新型フォレスターは色々な意味で最強の一台になったことに違いはありません。
それだけにあの外観のアレが悔やまれるなー…w
心を揺さぶられるほどさらに良くなったフォレスター、これは売れること間違いないでしょうね^^ということで、インテリア編は以上です。果たして見積もり額は一体!
さて見積もりに関しては、今回ガソリンモデル及びハイブリッドモデルの2種類をいただきましたのでその違いも併せてご覧ください^^
ハイブリッドモデルは1グレード展開ですのでおそらくこれがおおよその金額になるかと思われます。
また、ガソリンモデルも売れ筋グレードと呼ばれるものの見積もりにしましたので参考にしていただければと思います^^
ハイブリッドモデルの見積もり額はこちら!!
総額¥4,089,094!!!うーん、ハイブリッドとはいえフォレスタークラスでも400万円越えする時代になってしまいました…。
トヨタハリアーやマツダCX-5なんかもグレードによってはゆうに400万円をオーバーしてきますので、クラス分けで見ればずば抜けて高いというわけではなさそうです。
マイナーチェンジもしたことですし比較対象としてCX-5のインプレッションなんかもやっていければいいですね!検討しておきますw
また、新世代プラットフォームの採用や装備類の標準化で充実していますし、総合的に見ればお買い得な一台かもしれませんね^^
装着したオプション類はこちら

ナビ関係一式とナンバーフレームやフロアマット、ドアバイザーなどがセットになったオプションの価格です。
やはりナビがオプション装着だと、総額金額がかなりあがりますね…。

メーカーオプションとしては、安全装備充実化を図るアイサイトセーフティープラス、女性でも操作が容易なパワーバックドア、その他にルーフレールやサンルーフを装着しました。
例えばここで、「ルーフレールやサンルーフなんかは必要ない!」となると、総額約¥3,970,000となります!
さらに、ナビやETCを社外品にしたり、5年までの延長保証加入をしなかったりすると、総額約¥3,700,000で購入することが可能です!
おそらく、値引きに関しては発売されて間もないことから5万円~10万円程度でしょうし、最低限必要そうな安全装備やナビ関係を装着してハイブリッドモデルを購入したいとなると、総額¥3,600,000ほどになるのではないでしょうか?
続いてガソリンモデルの見積もり額はこれだ!!
総額¥4,096,990!!!あれ!?ガソリンモデルのほうが少し高いぞw!
今回は売れ筋グレードのプレミアムで見積もりを作成していただきました。
というのも実はこれ、ナビも少し安いものを選択していますし、その他のオプションは全く同じものを装備していますので、つまり、諸費用がガソリンモデルのほうが高いことによって総額で逆転現象が起きてしまっているんです。
車両価格以上に諸費用の部分が大きかったということになりますね^_^;
ただし、2.5リッターモデルのほうが高速道路や郊外のWLTC燃費がよかったり、普段の走りの気持ちよさに軍配が上がったりしますので、この程度の金額差であれば許容範囲ではないでしょうか?装着したオプション類はこちら
ハイブリッドモデルと同じく、ナビ関係一式とナンバーフレームやフロアマット、ドアバイザーなどがセットになったオプションの価格です。
メーカーオプションのナビはパナソニックかダイアトーンの2種類になっており、今回ガソリンモデルで選択したダイアトーンのほうが若干安いですね。

メーカーオプションとしては、ハイブリッドモデルと全く同じになっています!
ハイブリッドモデルと同じように見ていきますと、ルーフレールやサンルーフをオプションから外すと、総額約¥3,990,000となります!さらに、ナビやETCを社外品にしたり、5年までの延長保証加入をしなかったりすると、総額約¥3,720,000で購入することが可能です!値引きに関して同様でしょうし、最低限必要そうな安全装備やナビ関係を装着してモデルを購入したいとなると、総額¥3,620,000ほどになるのではないでしょうか?
実際に見積もりをいただいて感じたことは、新型フォレスターはライバル車種より極端に安いということはなく、ハリアーやCX-5、エクストレイルと同じくらいの価格帯になってきそうですね。
リセール最強のハリアー、唯一のディーゼルモデルCX-5、価格面で有利なエクストレイル、ここに新型フォレスターが肩を並べたことに間違いないですし、今後も各社どうなっていくか楽しみです^^ということで、見積もり編は以上です。
ラストは試乗インプレ!ハイブリッドから乗ってみた!
2.0リッターハイブリッドモデルの新型フォレスターです!
早速、新型フォレスターのハイブリッドモデルであるAdvanceグレードに乗り込み試乗コースに出ていきますが、今回訪れた滋賀草津店は改装中ということもあり、公道へ出るまでにやや狭い道がありました。
どうしても車幅感覚が分からないうちは慎重になってしまいますし不安感も感じるのですが、サイドビューカメラやフロントビューカメラのおかげでなんなく狭い曲がり角を曲がっていけました^^

道路に出て流れに乗るために加速していきますが、思っているよりもハイブリッドのアシスト力を感じません。
というのも、「e-BOXER」とよばれる水平対向エンジンとモーターを組み合わせたシステムになっており、2.0リッターエンジン単体で145ps・188Nm、モーターで13.6ps・65Nmを発生させます。
プリウスなどのフルハイブリッド車のようなバッテリーが大きいタイプではなく、あくまで補助的な位置づけでモーターが搭載されているのが今回の新型フォレスターです。
パワーだけ見れば不足はなさそうですし軽快な走りではあるのですが、どこか物足りなさのようなところを感じます。
そのまま流れに乗って走ってみると、今度は足回りの味付けの良さを感じます。ふわふわとした乗り心地というよりはカッチリとした硬めの味付けになっており、所々にあるでこぼこした路面はシートから体に伝わってきますが、不快な揺れではなく、上手く処理している印象です。
新型フォレスターにはフロントストラット式、リアダブルウィッシュボーン式が採用されていますね。
また、今回
「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」が採用されており、そのおかげもあってか交差点の曲がり角やカーブなどでのハンドリングは、ドイツ車のような切った分だけ曲がる素直さがありました。
最近は各社プラットフォームが新世代のものへと移行しており、どのメーカーも操縦安定性や乗り心地が改善され、走るのが楽しい車が増えていますが、まさしく新型フォレスターもその仲間入りをしていると感じました^^
また、アイポイントが高いので前方の視認性も良好ですし、ピラー形状・ドアミラー位置などの工夫により、死角が減って見やすくなっています。
安全装備や快適装備の標準化は今後も発展していくでしょうが、あわせてこういったアナログな面も各社さらに良くなるといいですね。
ストップアンドゴーが連続する街中での試乗で感じたブレーキフィーリングに関しては、扱いにくいとは思いませんでしたが、やはりハイブリッド特有のペダル踏み始めの制動力やペダル自体の固さに慣れが必要ですね^_^;
この辺りに関しては、次に試乗するガソリンモデルがしっくりときましたね。
幹線道路に出てきましたのでアクセルを多めに踏みこんでみます!
うーん、やっぱり思っているよりは加速しないなあ…。CVTの嫌な感じとかは全く感じませんし、エンジンサイズのことを考えると妥当かもしれませんが、もう少しパワー感がほしいところではありました。
パワー感では、マイナーチェンジしたCX-5やトヨタハリアーハイブリッドなどに劣っています…。
似たような印象を受けた車種だと、日産エクストレイルのハイブリッドモデルに近いパワー感ですね。
ボディや足回りのフィーリングがいいだけに少し残念でした!

運転支援系の装備も試してみます。
やはり、最近のスバルといえば「アイサイト」ですよね!
新型フォレスターでは「ツーリングアシスト」とよばれていますが、実際に街中で使用してみました。
全く問題なく使用できてしまいますw
という風に書いてしまうと誤解が生まれますが、あくまでドライバーの運転支援機能としては怖いと感じる部分はありませんね。
ACCはもちろんのことレーンキープもしてくれますし、その作動速度は0~120km/hと日本の道路環境に即した速度レンジに設定できます。
これをステレオカメラのみでやりとげてしまっているのですから、さすがは日本において衝突被害軽減装置を早い段階から導入していたメーカーだけのことはありますね!
ただし、まだ自動運転はレベル2の段階ですから前方を監視しないといけませんし、手放し運転は危険ですので安全確保を行ったうえでこういった装備を使用しましょう。
といった具合でディーラーへと戻ってきました。
SGPの良さや足回りの味付け具合はいい感じでしたが、エンジンパワーがいまひとつといった印象でしたね。
このあたりが2.5リッターエンジンのガソリンモデルだとどのような評価になるのでしょうか??
続いてはガソリンモデルへ
さて、続いては2.5リッターモデルの新型フォレスターです!
先ほどと同様に道路に出て流れに乗るために加速してみると、
「パワー感あるしフィーリング最高w!」ハイブリッドのようにモーターアシストがあるわけではありませんが、低速域から流れに乗るための速度までスムーズに加速していきます。
さすがは2.5リッターエンジンの余裕とでもいいましょうか、ぐいぐいと速度をあげていきますし、頭打ち感やパワー不足などは全く感じません。
118dEditionShadowのトルクフルなディーゼルエンジンに普段乗っており、それから乗り換えてこの印象ですから間違いないでしょうw
調べてみると、パワースペックは184ps・240Nm!
これだけのパワーがでていればそりゃあ普段の走りでは不足ないですね!
ただし、今回の新型フォレスターではターボモデルが廃止になっていますので、ターボモデルの代替役としてはやや力不足かなと感じます。
さて、幹線道路にきましたので2.5リッターのポテンシャルを試してみます!
「おぉー!十分速いじゃん!いいぞこれw」
さすがに爆発的な加速力ではありませんが、踏み込んでこれくらい加速するだろうなというイメージどおりに速度をあげていく印象です。
2.5リッター直噴エンジンとCVTの相性は抜群ですし、街乗り+αの速度域でもスムーズに加速していきます!
セールスの方が仰っていたのは、街乗りのストップアンドゴーが多いところではハイブリッドもスムーズですが、高速道路などの追い越しや合流などの速度を一気に上げる場面ではやはり2.5リッターに軍配があがるとのこと。
ハイブリッドモデルと同様にリニアトロニックと呼ばれるスバルのCVTですが、ほんとによくなったなという印象を受けます。
本格的にワインディングを攻めたり高速道路で無茶苦茶な運転をしたりしない限りは、CVTの嫌な部分を感じることはないでしょうね!
しばらく前まではCVT否定派でしたが、これなら全然アリだなと思いました^^
信号に引っ掛かった時のブレーキフィーリングに関しては、先ほど話していた通りこちらのモデルのほうが自然に踏み込んでいけますし、操作性も穏やかでし易いですね。
また、新型フォレスターにはオートビークルホールドが備わっていますので、信号待ちの時などはブレーキペダルから足を離すことができますし、慣れると非常に快適な装備の一つです。

アイドリングストップももちろん備わっていますし、復帰からのレスポンスもスムーズでいいですね。
これに関しては、ハイブリッドモデルも同様によかったです^^

メーターパネルやマルチファンクションディスプレイには様々な情報が表示されますし、視線移動はほぼ水平で済みますので嬉しいですね^^
ただし、ヘッドアップディスプレイは設定がありませんので、その点に関しては少し残念ですね。
ルームミラーに関しては、オプション装備のスマートリアビューミラーが装備されていました。
いわゆる通常の鏡の機能にカメラの映像を映すことができる電子ミラーであり、まだまだ目新しい装備ですね。
後方のドライバーの顔がはっきりと見えますので新型フォレスターが前を走っているときは常に顔を意識しないといけませんねw
間違えても鼻をほじったりしてはいけませんよww
新型フォレスターの試乗の評価はずばり…!!新型フォレスターの試乗レポートをお届けしてきましたが、いかがでしたか?
私の感想としては、「運転していて楽しい!安心だし快適だし走りいいしまた売れるだろうなあ…w」です!スバルの新プラットフォームSGPによって走行性能は先代と全く別物ですし、これまではターボモデルだと剛性よりもエンジンスペックが勝っており少々怖い部分もありましたが、新型フォレスターは真逆の印象です!
ただ、エンジンスペックが貧弱なわけではなく、日常の範囲内であれば必要十分なスペックを持っています。
その中でもよりパワー感を感じたい方はぜひ2.5リッターモデルを選択してほしいですね^^
足回りに関しても、先代よりは多少コツコツ感がありますが、嫌みを感じない程度ですし不快感はありません。
むしろ先代よりも安定感や走行性能が向上しているのは、この足回りのおかげもあるかと思います。
先進装備や快適装備はほとんど標準で装備されていますし、全グレードがスバルの武器であるシンメトリカルAWDとなっていますので、オンロードオフロード問わず快適な走りを実現できるでしょう^^新型フォレスターの総評はずばり…!!新型フォレスターをひととおりみてきましたが、いかがでしたか?
私の感想としては、
「エクステリアはキープコンセプトを意識して変えないところもいいが、リアが中途半端なイメージで少し残念…。インテリアに関してはかなりの質感アップをしており、ライバル車種と競合するだけの内装に仕上がった!さらにフォレスターの強みは他にも盛りだくさんで、SUV最強の車に返り咲くかも…。」です!
総評としては、まず、エクステリアのフロントやサイドは先代のイメージを踏襲しながらダイナミック×ソリッドというデザインフィロソフィーを感じることができる仕上がりですね。
ただし、リア周りはもう少しすっきりとした印象を持たせたほうが、購入を考えている人から受け入れやすいデザインかなとは感じました。
続いて、インテリアに関しては、これはもう文句なしでしょう!!
オプション設定の本革シートを選択すると一気に質感がアップしますし、装備類に関しても全席シートヒーター及びステアリングヒーターが全車標準装備になっています!
強いて言うなら、ヘッドアップディスプレイやデジタルメーターが設定されていないのが残念なくらいですかね。
走りに関しても2.5リッターガソリンモデルは力強さを感じることができますし、走行安定性は先代から遥かに向上しています!
これなら高速道路や山道などを快適に走ることができるでしょうね^^ということで、新型フォレスター、試乗インプレッションを含めた総集編は以上です。皆さん、新車のような
新古車もしくは未使用車という言葉を聞いたことはありませんか?
未使用車って登録がされていること以外には新車と全く変わらないのに、新車と比べられないほど
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次回以降も引き続き、楽しいインプレッション記事をお届けしたいと思います!ぜひ、元警察官現役消防士のカーライフをブックマークして最新記事をお楽しみください♪記事がイイねと思ったら「拍手」ボタンをポチッや、SNSでシェアしていただけると嬉しいですo(^▽^)o
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